○ | 規制所管省庁(厚生労働省、文部科学省)からの説明の後、委員等の質疑応答が行われた。 |
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<厚生労働省説明> |
- 保育の質を保ちつつ、幼稚園教員の資格を持つ人が保育士の資格を別途取得できるような仕組みがないかということについて問題意識をいただいた。現状について説明すると、保育士の資格を取得するには、養成校を卒業するか、又は試験に通ることが法律上必要となっている。卒業後に、養成校で保育士に必要な追加の単位を取りたい場合にスキームがないので、これについて前向きに検討したい。保育の量を増やすために、両方の資格を持っているほうが望ましい場合もあるし、通信など他の道があった方がよい場合もあるので前向きに検討したい。
- 保育関係の議論に関しては、昨年の12月に内閣総理大臣の下で重点戦略(「子どもと家族を応援する日本」重点戦略)をとりまとめ、ワークライフバランスと次世代育成支援、保育施策の見直しについて、社会保障審議会の少子化対策特別部会で、保育の質と量の充実を議論しており、本件もそこでの議題として載せて、検討していきたい。
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<文部科学省説明> |
- 幼稚園教員資格認定試験についてだが、一次試験と二次試験を分けて実施しており、一次試験合格者については翌年度は二次試験のみ受験することができる仕組みとなっている。また、短期大学を卒業した方は一次試験や二次試験の一部を免除する制度なども組み込まれている。
- 幼稚園教員免許の取得には学位と単位を必須としているが、単位については必ずしも大学入試を受けて大学に在学していなくても、アフタースクールなどで、保育士資格の取得の際に取れなかった単位を取得したり、通信によって勉強し免許を得るという道もあり、通信教育による科目履修も図っているというのが現状である。
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<委員等の質疑応答> |
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以上 |
(文責 内閣官房地域活性化統合事務局 速報のため事後修正の可能性あり) |
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