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スーパーシティに住む人々の幸福度を評価

このたび縁あって、スーパーシティ・オープンラボのメンバーになりました産業精神保健研究機構RIOMH(リオム)です。はじめまして!

わたしたちはいくつかの公的研究等を通して、代表理事の宮木幸一医師(名古屋大学客員教授、元国際医療福祉大学医学部教授)が翻訳した国際的な生産性指標であるプレゼンティーズム尺度WHO-HPQや発達障害傾向の評価尺度AQ-Shortの日本語版などを管理してそれらの活用を促進するために設立され、働く方のメンタルヘルスに関する研究や助言、メンタル疾患予防や生産性向上の取り組み支援、休職者の復職・就労継続支援、障害者就労支援等を推進してきました。

地域での主な取り組みとしては、愛知県新城市での「社会参加可能年齢」延伸の取り組み(奥三河プロジェクト)や、大阪地域職業訓練センター(A'ワーク創造館)での障害者・生活困窮者等の就労支援の取り組みに学術協力を行っています。

このようにわたしたちの非営利団体では複数の国際的評価尺度の翻訳・管理・学術協力を行っていますが、今後スーパーシティ構想で想定される種々の先進技術がある地域に導入されることで、本当に当該地域が活性化して生産性は高まるのか、当該地域住民がより幸福になるのかということは自明ではない(!)ことが重要と思っています。

妥当性検証され国際比較が可能な生産性指標や幸福度尺度を活用し、スーパーシティ構想に関連した新技術導入前後の効果を定量評価することで、当該技術や社会的仕組みの効用を客観的に評価する事にわたしたちは貢献できるのではないかと考えていますので、こうした尺度評価をプロジェクトに取り入れたい!という自治体や企業がありましたら、お声がけいただければと思います。

http://riomh.umin.jp/

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