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ノキアと仙台市のドローンによる津波避難広報の飛行実証実験

ノキアと仙台市は、防災・減災対策の一環として、プライベートLTE網上でのノキアドローンの津波避難広報の飛行実証実験を実施し、ドローン活用の有効性を実証しました。

プライベートLTEモバイルブロードバンドネットワークを活用した津波避難広報でのノキアドローン飛行は世界初となります。

実証実験では、仙台市沿岸部での大津波警報発令を想定し、プラグ&プレイ型のクラウド技術を利用したプライベートモバイルブロードバンドネットワークソリューション「Nokia Digital Automation Cloud 」を使い、仙台市宮城野区の南蒲生浄化センター付近の沿岸にプライベートLTEネットワークを構築し、ノキアのドローンに搭載したスピーカーやHDカメラ、サーマルカメラにて、録音済み音声やリアルタイム音声データの配信、ドローンからのHD映像やサーマルカメラ映像を利用した上空からのモニタを実施いたしました。

具体的には沿岸部にいる要避難者に大津波警報の発令をドローンスピーカーを通して告知し、津波到達状況や沿岸部の様子をドローンカメラ映像を通して監視したり、逃げ遅れた人々を避難場所へドローンスピーカーからアナウンスして誘導し、避難する様子を上空からドローンカメラで監視したりと、災害時の過酷な避難誘導活動の際に、救援者が2次災害のリスクを負うことなく、防災・減災に取り組むことが可能であることを実証しました。

ノキアと仙台市は2020年度中に商用化を目指すべく協業しています。

https://www.youtube.com/watch?v=_VbET8XiN_I

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