都市再生本部
HOME 都市再生本部 会議情報 都市再生プロジェクト 民間都市開発投資の促進 全国都市再生の推進 都市再生レポート 関連情報 リンク
HOME 全国都市再生の推進 徳島市
全国都市再生の推進
  
徳島県
「活々物産産直市」の継続社会実験
「みなとカフェ」の魅力度向上による継続社会実験
WIN&WIN型ボランティア制度の仕組みづくりと試行実験
調査名 小松島市における港の「食」を要とした市民行政協働による持続的まちづくり推進調査
取組の概要 平成11年4月の小松島港における、南海フェリー小松島航路の徳島移転は、昭和60年の旧国鉄小松島線依頼、港湾都市・小松島市において、死活的都市問題となった。このため、みなと周辺地区を中心とするみなと活性化対策は、平成11〜13年度の【第1期:都市再生プラン検討期】を経て、平成14〜15年度の【第2期:都市再生・活動着手期】の活動に取り組んできた。この第2期までの活動の取り組みで、組織・活性化施策・市民行政協働などの、基礎的環境が整ってきたが、第2期までの都市再生のまちづくり活動は、単発的イベント活動にとどまっている。市民・行政の協働による都市再生の実現のためには、単発的なイベント活動のみではなく持続的まちづくり活動の推進が必要となる。
取組内容
(1)活々物産産直市の継続社会実験
平成16年4月〜6月に「小松島みなと交流センター」で実験的に実施されている「活々物産産直市」を、今後定着させるために、小松島市との北海道本別町との物産交流による商品開発を含めて、港情緒の復活を目指した「浜売り」の継続実施を行う。
(2) みなとカフェの魅力度向上による継続社会実験
平成15年12月から「小松島みなと交流センター」で実験的に実施されている「みなとカフェ」を核として、みなと空間の魅力向上を図るため、ゲストシェフによる地域や港に関わる食材づくりワークショップを開催し、みなと情緒のあるメニューを開発し、みなとの賑わい創出を図る。
(3)WIN&WIN型ボランティア制度の試行実験
まちづくり活性化におけるボランティア活動の継続化を目的として、教育分野で進められている総合的な学習における地域学習との連携など、行政関係者・教育関係者・NPO等が協力できるしくみを作る。地域学習テーマとしては、港の食文化の敬称や港の歴史学習などを考慮する。
(4) 評価・検討・知見蓄積
上記(1)〜(3)の活動評価ための、関係者ヒアリング・アンケート調査を行い、持続的まちづくり活動の知見を蓄積する。
まちづくりへの効果
本調査の実施により、産直市の継続、みなとカフェの新メニュー開発等による新しい連携や市民参加のあり方、また、それに伴う訪問者の増大による港情緒の復活等の効果が得られた。また、小松島高校との連携により、みなとまちづくりへの高校生の参加が得られたことや、それに伴うボランティア認証登録制度が整備されたことも成果の1つといえる。今回の産直市実施の課程で、屋外ブースの向き等から生じる閉鎖性が明らかにされたことより、今後は、行政・NPO等による仕掛けづくりにとどまらず、近隣商業者の参加を促し、港周辺の経済効果にも寄与する検討が必要である。また、今回、小松島高校との連携活動を行ったが、今後は、小松島高校を含む小松島市内の学校関係者・教育分野との連携を深め、住民・行政・教育関係者・専門家等による、みなとまちづくりの基盤を整え、まちづくり=人づくりといった観点から、港を取り巻く環境を活かした更なる取り組みを検討していく必要がある。また、小松島港は、今年度「みなとオアシス」登録がされていることも、今後のみなとまちづくり活動に有効活用し、同時に、みなとオアシスとしての機能向上を図ることも重要となってくる。
応募団体名 NPO法人 港まちづくりファンタジーハーバーこまつしま
リンク http://www1.ocn.ne.jp/~npomfk/
部局/担当者名 事務局/元山
連絡先 徳島県小松島市小松島町新港19(小松島みなと交流センターkocolo)
TEL : 08853-3-0302
Emailアドレス : npo-komatsushima@beach.ocn.ne.jp
推薦団体名 小松島市商工港湾課
みなとフェスタ  
試食会  
ボランティア  
義経寿司  
(C) Copyright : 内閣官房 都市再生本部事務局
〒100-0014 千代田区永田町1−11−39 永田町合同庁舎3階 TEL03-5510-2151