都市再生本部
HOME 都市再生本部 会議情報 都市再生プロジェクト 民間都市開発投資の促進 全国都市再生の推進 都市再生レポート 関連情報 リンク
HOME 全国都市再生の推進 佐原市 議事録
全国都市再生の推進
全国都市再生イン佐原  議事録
開催日時:平成16年4月28日(水)14:00〜16:00
開催場所:与倉屋大土蔵(佐原市イ1730−5)
主催:都市再生本部・佐原市
 
<< 前ページ 次ページ >>
議事録:

開会(宮武参事官)
 それでは、定刻となりましたので「全国都市再生イン佐原」を始めさせていただきます。本日、司会進行を務めさせていただきます都市再生本部事務局の私、宮武と、佐原市経済環境部長の香取が努めさせていただきます。
 都市再生につきましては、「官から民へ、国から地方へ」の基本的な考えの基、政府が併せて進めています「構造改革特区」「観光立国」などの諸施策と地域再生の観点から連携を強化等の方策をとって相乗効果を発揮しつつ、地方の活性化を推進しているところです。
 この都市再生本部は、資料にもありますが、小泉総理を本部長としまして、全閣僚で構成される都市再生本部につきましては、都市再生によって日本を再生していくと言う目的のために、本日ご出席の伊藤座長、外諸先生方に参加いただき真に都市再生本部の知恵袋ということで心強く思っています。この都市再生戦略チームのお知恵を借りながら、平成13年5月から3年間、3つの活動の柱、「都市再生プロジェクトに関する基本的な考え方」「民間都市開発投資促進のための緊急措置」「全国都市再生のための緊急措置」を基本とし、活動してきました。そして全国の都市再生が元気になる取組みは平成14年から2年間行ってきました。この度は、この2年間の活動の成果を踏まえて、全国で特に元気のある先進的な取組みをしている地域10地域の関係者と都市再生戦略チーム、政府関係者と地元まちづくりに関し、市民を交え意見交換を行うことを目的に開催するものであります。その記念すべき第1回の開催地に、ここ佐原市を選ばさせていただきました。佐原市長を始め、関係者の皆様方のご協力に感謝するとともにこの伝統的な与倉屋の大土蔵を準備いただきありがとうございます。また、佐原の最古の山車、柱にはあやめ、アザミの花など市民の手づくりで飾っていただき、このような立派な会場で開催させていただけることを喜んでおります。
 それでは、都市再生本部と佐原市が共同で開催します「全国都市再生イン佐原」始めさせていただきます。
 まず始めに伊藤座長よりご挨拶いただきます。

○伊藤座長挨拶
 本日は、貴重なお時間をいただき恐縮しております。今日は、ここに国の役人が並んでおりますが、都市再生と言う言葉と役人をくっつけると、役人のイメージが変わってきます。宮武参事官がいい例ですが、非常に腰が低いです。各省庁の皆さんも職場では厳めしい顔をしていると思いますが、今日は、かなり軟らかくいろんな発言をしてくれると思います。小泉総理をキャップとした都市再生本部は、いろいろなところに気を使っており、市民や商店街の人たちに率直に話を伺い、市役所の皆様も同じですが、それを国の政策にどう繋げられるか、なるべく繋げようとしている。
 本部では、ある街を良くするためには何が大事かというと、たとえば安全と安心だと、それを実現するためには警察と文化省、国交省が一緒に仕事をしてもらわないといけない、こういう事をしている。だからいい意味でのブレンディングです。ブレンディングすることによって新しい価値を作るという仕事をしている。したがってこの都市再生本部は普通のところとは違います。そういう本部が今日参りまして、皆さんの話を聞くことになりましたので、今日は率直な意見を聞き、聞いたことを都市再生本部のメンバーが上手にお金、権力をもってる各省の人たちに情報を伝達して、佐原市にとってプラスになるよう考えてくれると思います。
 本日は、意義のある2時間にしたいと思っていますのでよろしくお願いします。

司会(宮武参事官)
伊藤座長、ありがとうございました。続きまして、佐原市長よりご挨拶いただきたいと思います。

○佐原市長挨拶
 本日は、「全国都市再生イン佐原」をここ与倉屋の土蔵で開催させていただくことになりました。都市再生戦略チームの皆様方、また、国、県の皆様方にもおいでいただいておりますが、国、県、市、地元産業界の皆様、NPO、ボランティアの皆様もたくさんおいでいただいております。この方々は地元で佐原のまちづくりに長い間貢献していただいている方々です。お忙しいところお集まりいただき感謝するとともに、伊藤座長さん始め皆様方においでいただきありがとうございます。
 この都市再生、全国で指定されましたが、数多くある中、一番にこのような場を設けていただき感謝いたします。
 佐原市の現状は、経済情勢もありますが、市街地はかなり厳しいものがあり、大型店の閉店など商店が弱くなっている。そういう中で会長と名がつく方々なども河川の清掃、また祭りのときに観光客へのもてなしなど活躍していただいていますが、これは重要伝統的建造物群保存地区のまちを大切にしているからだと思います。今日見学していただいた小野川の情緒、こういうものも舟運事業を通じて活躍しているところです。
 市では町の中心にある旧三菱銀行を買い取り、観光客、街の方々に有効に使っていただこうと整備を考えています。
 本宿耕地では、国、県、市、三者でスーパー堤防事業を行い、その上にいろんな施設を造る計画もしています。それを基に水の都佐原の情緒ある面を形作っていこうと思っています。
 また、佐原は成田空港に近いということで、外国人に佐原の良さを見ていただこうと、商工会などにいろいろ努力していただいています。これらによりまして中心市街地の活性化に努力していきたいと思います。
 そういう中で、昨年国土交通省の「観光交流空間づくりモデル事業ひたちとふさのジョイントアッププロジェクト」の指定をいただきました。また、都市再生本部の「全国都市再生モデル調査」の指定もいただきました。昨年暮れには千葉県より「地域の魅力アップモデル事業」の選定を受けることができ、これら各種の事業を皆様方と連携して進める条件が整ったと思っています。
 今後の市の活性化につきましては、市民、官、民一体となって努力していくことが大事だと思っています。また、先人の残してくれた遺産を大事にして本物のまちを創り上げていくことが必要と思います。本日は皆様方の貴重なご意見をいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

司会(宮武参事官)
 ありがとうございました。続きまして会議の出席者を紹介をさせていただきます。私からは都市再生戦略チーム、政府関係者の紹介をいたします。

都市再生戦略チーム座長 伊藤様
〃 委員 大垣様
〃 〃 吉見様
〃 〃 岡本様
文化庁文化財部 江面様
経済産業省商業情報政策局 水越様
中小企業庁 新田様
経済産業省関東経済産業局 清水様
国土交通省総合政策局 山田様
坂田様
国土交通省都市・地域整備局 神田様
国土交通省河川局 光成様
国土交通省利根川下流河川事務所長 池田様
国土交通省住宅局 明石様
 
<< 前ページ 次ページ >>
(C) Copyright : 内閣官房 都市再生本部事務局
〒100-0014 千代田区永田町1−11−39 永田町合同庁舎3階 TEL03-5510-2151