都市再生の担い手
「都市再生の担い手」とは
各地における自主性と創意工夫を活かした都市再生の推進のため、自治会、大学、商店街、ボランティア、NPO、企業・企業コミュニティ、市場等、都市再生の様々な担い手が活躍しています。都市再生本部では、地域の底力を高める活動を応援しています。
担い手ネットワーク・ポータルサイト
地域の底力を高める活動の一つとして、全国の担い手同士の苦労や知恵、ノウハウ、人材などの情報共有を図るとともに、担い手と担い手支援等を行う機関とを結び付けることを目的とした担い手のネットワークづくりを進めています。
担い手ネットワーク・ポータルサイトは、ネットワークづくりの一助として、担い手が情報を発信できる場、悩みを相談できる場を提供しているサイト、全国の生の活動状況を発信しているサイト、国・財団などの支援情報が掲載されているサイトなどを集めたものです。
都市再生の担い手として、日々の活動で悩んだ時、自分もこれから始めてみようと思われた時などにお役立て下さい。
経過
- 地域の課題の抽出
都市再生の進展に伴い、全国でやる気を持ったまちづくりの担い手の活動が萌芽してきました。「都市再生の課題に対して、何を実施していくのか」ということはもとより、これに加えて、「どのような主体が都市再生の取組を進めていくのか」ということに着目し、都市再生本部事務局では、第一線で活躍されている方々(担い手)を取材しました。
取材記録一覧
自治体、町内会、サラリーマンOB、まちづくり専門家、大学、企業、助成財団、公社、開発業者、主婦、商店街、産業界
- 「都市再生の担い手」(H18.7都市再生本部決定)
取材の結果をふまえて、地域の底力の向上のためには、地域再生のひとづくりの取組等と連携し、様々な担い手の力を高め、相互の連携を強化すること等を、新たな課題(PDF形式:1,264KB)として採り上げ、総合的な施策を展開することとしました。
- 「まちづくりの担い手の裾野の拡大」
(H19.1都市再生本部決定 「都市再生の一層の推進及びまちづくりの担い手の裾野の拡大について」)
まちづくり活動や地域の居住環境の維持向上に取り組む団体等のまちづくりの担い手としての活動を制度面で支えるとともに、支援を拡充するため、以下の措置を講じることとしました。
- (1) NPO等多様な主体が参画し、地域における都市再生の取組をまちづくりの担い手として連携推進するための協議会を新たに制度化する。
- (2) 住民等によるまちづくり事業を支援するNPO等に対して、法的な位置付けを与えるとともに、当該NPO等の取組に対して、地域の市民や企業からの資金によりファンドを組成する際の呼び水となる資金を提供することによる支援を行う。
- (3) 道路交通環境の向上を目的とする活動を行うNPO等が道路区域内に設置する並木、街灯等について、道路占用の特例を設ける。
- (4) 密集市街地において住民等による自主的な避難路の整備、管理を促進するための協定制度を整備する。