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i-都市再生

昨今の急激な社会情勢の変化は、デジタル技術や都市デジタルトランスフォーメーション(都市DX)の重要性をより一層高めています。
「i-都市再生」は、「社会の最適化を図る都市情報基盤」として、社会活動の高度化や日常生活における質の向上を実現させるため、都市情報と都市活動に関連する静的・動的な情報を連携させることで様々な課題の分析、検討、解決を図ることを目指します。

経緯

背景

「i-都市再生」は、平成30年4月26日に開催された都市再生本部において、見直しを行った「都市再生に取り組む基本的考え方」(以下、「基本的考え方」という。)に新たに位置付けられ、「VR技術や地球地図、ビッグデータ等を活用し、都市再生についての空間的、数値的な理解が直感的に得られる、見える化情報基盤「i-都市再生」を構築、活用、普及させ、関係者の合意形成、投資家の理解促進等により、都市再生の生産性と投資の質の向上を図る。」とされました。
内閣府地方創生推進事務局は、平成30年度以降、地方自治体等でのi-都市再生の普及促進を図るため、活用の仕方に関する研修や様々なデータの相互流通を図る観点からデータの標準フォーマットの作成・公表の取組を行って参りました。

また、令和2年度には、スマートシティや未来技術社会実装事業といった社会のデジタル化の進展を踏まえ、これまで「都市再生の見える化情報基盤」として見える化に重点をおいたi-都市再生の取組を、「社会の最適化を図る都市情報基盤」として定義を拡張し、都市情報と都市活動に関連する静的・動的な情報を連携させることで様々な課題の分析、検討、解決を図る取組といたしました。

「i-都市再生」に関する取組の紹介

「i-都市再生」PR 動画

過去から現在までの状況や課題について、データに基づく分析、シミュレーション等により、都市再生を“見える化”することで、投資家や住民、事業者等の直感的な理解、数値的な納得を促し、関係者の合意形成を図り、都市再生への更なる民間投資を呼び込むことが可能となります。

「i-都市再生ガイダンス」の公開

「i-都市再生ガイダンス」は、i-都市再生の概要やi-都市再生の活用事例を紹介した「i-都市再生」の手引書です。まちづくりの現場で利用されるデータやその活用手法などを掲載しています。

自治体の取組事例を紹介していますので、可視化の取組が初めての読者でも、具体的にイメージでき、実践に移しやすいものとしています。読者がデータの可視化に興味を持ち、日常業務等で試行し、データを可視化することの必要性・有用性を実感していただくことを期待しています。

i-都市再生技術仕様(案)の公開

様々なデータの分析や統合を容易に実現するには、データが標準化されていることが必要です。i-都市再生に必要なデータの相互流通性を高めるための交換フォーマットを作成・公開しました。

i-都市交流会議

都市構造の可視化を実践している、あるいはこれから実践しようとしている行政職員が、研修を通して「i-都市再生」の活用方法を学ぶとともに自治体間のネットワーク形成を促進する場です。都市再生の現場での成功事例等を共有することで、可視化技術の維持・向上や問題の解決を図ることを目指しています。

i-都市交流会議の各参加者に発表いただいた各都市での「i-都市再生」の取組と、研修会のテキスト等を以下から公開しています。

その他関連する取組

リンク

「i-都市再生」の取組と深い係わりを持つウェブサイトを紹介します。

「i-都市再生」についてのお問合せ先

内閣府 地方創生推進事務局

メール toshisaisei@cao.go.jp (@を半角にしてください)電話 03-6206-6174 FAX 03-3502-6395

「i-都市再生」の活用に関する「よくあるご質問」をこちらにまとめました。