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国営備北丘陵公園や他の施設などの整備により、十年前は10数万人だった年間入込観光客数は、平成15年に100万人を突破した。しかし市街地の商店街は、郊外の大型店の進出や高齢化などにより空き店舗や空き地が目立ち、観光客を受け入れる態勢や市街地に誘導する仕組みもなく経済的な効果も実感できていない。
そのため、平成15年度は「全国都市再生モデル調査」を活用し、ワークショップや地元商店主と一緒に各種実験事業やアンケート調査などに取り組み、平成16年度、古い酒蔵を改修し街の風情にあった「笑う・楽しむ・空間(多目的ライブハウス)『楽笑座』」の整備や「市街地誘導マップ」の作成を行っている。
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