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松江市では、人口動態と将来予測、観光情勢と松江市の観光動態などから、交流人口の拡大が都市の活力維持に重要な位置を占めることを認識する中で、松江市が持っている歴史、文化などのストックバリューを強調、再生することで、松江市そのものを代表的に表現し、多々ある都市の中で存在感ある都市として再構築を図ろうとしている。
実施した社会実験では、これから進めようとする明かりを切り口としたまちづくりの手始めに、日没と共に埋没する資産に明かりを加味することで再生、有効利用を図ることを目的に、歴史的建造物が集積する史跡松江城周辺で仮設的に良好な明かりを提供し、市民・観光客に明かりづくりに対する意識醸成を図った。
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