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若者による島根発・地域財交流マーケット創出プロジェクト |
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島根の特徴ある地域財を活かした新たなコミュニティビジネスの創出方策について研究するため、県内の特産品や伝統技術、観光資源等の優れた地域財の発掘調査、全国に向けての情報発信、具体的な販売手法の検討等地域と連携した取り組みを実施。観光地津和野の老舗旅館を拠点とした観光インキュベーションセンターを設置し、チャレンジショップ、ITの活用、コミュニティカタログの作成等により地域財の情報発信手法についての事業を実施。また、世界遺産登録を目指す石見銀山を活用した地域振興策について議論・検討するための場として大学・地域住民・若手経営者・専門家等が参画した研究会を発足。この提案した事業の具現化に向けてNPO法人設立の動きへ加速した。 |
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津和野を拠点に8月から約2ヶ月観光インキュベーションセンターを設置。津和野を題材に、学生の斬新な視点でのホームページの作成や津和野チャレンジショップを運営。運営に当たっては、オークションにより地域から必要な財を提供してもらう等地域と一体となった取り組みを実現するとともに、情報発信拠点としての観光地の利用策について検証した。 |
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地域の魅力を発信し、島根県内への観光客増などを目的に、地域財カタログ「あったか島根便」を作成。コミュニティレストラン、朝市、歴史、温泉、伝統工芸、食をテーマとして1,000部作成。全国に地域財の情報を発信。 |
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石見銀山の世界遺産登録を地域作りに活かすために、地域住民と観光客が互いに学び合い、協力・協働することでこの地域の良くするために、観光条例を作成。また、石見銀山10ヶ国語ホームページの制作や学生・地域住民・若手経営者・専門家・行政・大学教授等が参画した研究会を作って連携を図るとともに、 IT技術を駆使し、観光客に便利で環境を壊さない地域活性化策(ガイドのビジネス化や特産品開発等)を提案し、これらの事業の具現化に向けてNPO法人設立の動きへ加速した。 |
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年間100万人が訪れる観光地津和野を拠点として、横田町の伝統技術によって作られた家具を紹介・販売した結果、観光地を活用した地域財のPRの有効性を確認できた。 |
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地域全体をミュージアムとする構想の中でソフト面を充実させ、周辺に雇用を創出し、世界遺産となる石 見銀山を支える人材を育成するために「行って楽しい、迎えて嬉しい石見銀山NPO」を特定非営利法人として設立、事業実施に向けての動きが加速。 |
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外部からメンターを招聘し、地域の人間と議論を行うにより「外」からの視点で、地域に刺激が与えられ「財」への気付きの切っ掛けとなった。今後は地域「財」の発見を元にビジネスを展開していくための地域としてのサポート体制が必要である。 |
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学生等若者によるコミュニティビジネス創出の可能性や大学と地域との連携について、新たなモデルとなった。 |
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島根大学ベンチャー論講座 |
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津和野 味わい道
http://www.dual-system.jp/ |
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片岡 勝 客員教授 |
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Emailアドレス : edu@cyber.gr.jp |
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島根県 |