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全国都市再生の推進
多世代交流の場としての水際空間の創造
徳島県
川を行かしたまちづくり協議会の設置
水辺のガイドブックの作成、やすらぎベンチの設置
徳島インターネット市民塾での活動の継続
調査名 川を生かした町づくり調査
取組の概要 新町川を守る会は、1990年3月に「市民の汚した川は市民の手できれいに再生しよう!」と有志10人で会を発足し、毎月2回ボートで川の清掃を始めました。今では、徳島市のひょうたん島を囲む新町川と助任川の他、田宮川、吉野川の清掃、 ひょうたん島周遊船の運航、花植え、植樹活動など、年間を通しての多彩なイベントを行っています。一層の活動の展開を目指し、平成15年度の全国都市再生モデル調査を利用して、(1)川を生かした町づくりへのアンケート調査、(2)川を生かしたまちづくり協議会の設置、運営、(3)施策の一部事前展開(水辺のガイドブック作成、やすらぎベンチの設置)などを行いました。
取組内容
 本調査では、中心市街地部分の河川、及び河川周辺の空間をいかにまちづくりの中に取り込むか、またそれらの場所において活動を実施している高校生、大学生、市民団体などの活動の認知度、期待度、新町川等への出かける頻度などをアンケート調査により把握し、今後の魅力的なまちづくりを行うための参考とするとともに、高校生、大学生、市民団体、行政機関などのメンバーによるまちづくり協議会を立ち上げ、今後の施策、方策の提言を行った。
 また、河川及び河川周辺の空間へ市民、住民を誘い、やすらぎ、憩うための場所として整備する前段として、水辺のガイドブックの作成や、やすらぎベンチの設置等の今後の施策展開の一部を事前実施した。  一方、本調査が都市再生のための一過性の調査に終わるのではなく、今後につなげていくために、幸い、本調査と同時期に設立された、産官学の連携による『徳島インターネット市民塾』注1)において「まちをつくろう」という講座を立ち上げ、ITを活用した施策展開を行うことにより、継続して、幅広い人々による魅力ある地域づくりを目指している。
注1)文部科学省地域貢献特別支援事業における「生涯学習・eラーニング」の一環として、産官学の連携の下、徳島インターネット市民塾設立準備委員会が設立され、平成17年2月末、「徳島インターネット市民塾」が設立された。この市民塾は「学び」を機軸に、ITの活用により、地域が有する知財、人材をこれまで以上に効率的に発掘・活用し、魅力的で刺激的で、なにより元気いっぱいの徳島をつくろうというプロジェクト。
http://www.shiminjuku.net/
まちづくりへの効果
多世代との交流による相互理解
実際に水辺空間を利用した活動を行っている中高生をはじめとした若い世代に、まちづくり協議会に参加してもらうことで、世代間交流が行うことが出来、新たな信頼関係が生まれ、今後の活動で連携する見通しが出来た。
既存の活動の充実
施策の事前事業として、水辺のガイドブック作成、やすらぎベンチの設置を行うことで、これまで行ってきた川に親しんでもらうための遊覧船事業、公園整備事業に新しい風を入れ、活動の一層の充実が図れた
関連事業との連携と継続
同時期に立ち上がった『徳島インターネット市民塾』の活動と連携することで、調査の成果を一過性に終わらせず、その後に繋げる事が出来た。
応募団体名 特定非営利活動法人 新町川を守る会
リンク NPO法人 新町川を守る会
http://www2.tcn.ne.jp/~nposhinmachigawa/
部局/担当者名 徳島大学総合科学部・助教授/矢部拓也
連絡先 TEL : 088-656-9311
Emailアドレス : yabe@ias.tokushima-u.ac.jp
推薦団体名   
船着き場  
まちづくり協議会  
やすらぎベンチ  
インターネット市民塾表紙  
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