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瀬戸内アートネットワーク構想推進調査 |
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資料調査と現地調査を通じて対象地域の現状を把握し、直島でこれまで行ってきたアート活動の実績と国内外の先進事例を整理した上で、「瀬戸内アートネットワーク」構想を提案。瀬戸内海の島を広域的にネットワーク化して、「コミュニティの再生」「文化の創造」「交流空間の創出」を行うというもので、実現のために、島々の歴史・文化の調査・研究、国際的な現代美術展の実施、交通インフラの整備が必要と考える。構想推進に向け、ボランティアの参画を得て、セミナーやシンポジウムの実施やアートツアーの試行を実践し、人的ネットワークの形成や地域住民、企業、関係諸機関や全国のアートファン等の理解と気運の醸成、人材育成の可能性などの成果を得た。 |
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「瀬戸内アートネットワーク」構想の中で、特に、５年に一度、瀬戸内エリアにおける複数の島々を会場とした国際的な文化・芸術イベント「スタンダード展」を継続的に開催することを重点的に提案する。現代アート作家を招聘し、瀬戸内の自然景・人文景・生活景の中で、サイトスペシフィックな作品を制作・設置し、鑑賞者には、各作品の鑑賞のみにとどまらず、会場となる島々を巡る体験を通して瀬戸内の魅力を感じる機会を提供する。開催に合わせて、エリア内の既存の美術館や劇場などで協賛企画展、舞台芸術公演を行い、エリア全体での文化的な魅力を高め、国際的にアピールできるものとする。実現のためには、地域的合意の形成、国民的合意の形成、プロデュース機能の充実、必要な資金の確保、規制緩和の推進などが課題と考えられる。 |
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・「国際的な文化観光エリア」という本地域の発展コンセプトの牽引
・イベントへの開催協力を通じた住民参加、住民主体のまちづくりの推進
・地域住民とボランティア、アーティスト、来島者の交流促進
・来島者（交流人口）の増加と経済的効果
・現代アートを通じた島文化の見直し |
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財団法人 直島福武美術館財団 |
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地中美術館
http://www.chichu.jp |
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常務理事 秋元雄史 |
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TEL : 087-892-3755
Emailアドレス : office@chichu.jp |
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香川県（土木部港湾課） |
