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町民参加による地域防災調査
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◆06年7月〜: | 防災、地域教育に関心のある町民が中心になり、県、町、NPO等とともに実行委員会を立ち上げ、調査の準備を進める。(応募前、06年1月から準備) |
◆06年8月: | 中学1年生109名がそれぞれ住んでいる地域の調査をするために、町民の参加を呼びかける。
| ◆06年10月: | 中学生、関係者、町民総勢300名による地域防災調査(フィールド調査)を実施。参加した町民が、歴史、取組みなど積極的に中学生に説明 |
◆06年11月: | 調査した結果をもとに、町民へのメッセージも盛り込み、中学生が防災地図(新聞)を作成。
| ◆07年3月: | 中学生の結果を町民同士で意見交換。今後の取組みなどを話し合う。 |
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◆06年7月〜
防災、地域教育に関心のある町民が中心になり、県、町、NPO等とともに実行委員会を立ち上げ、調査の準備を進める。(応募前、06年1月から準備)。
春野町では、町内の子どもは地域で育てるという考えのもと、地域での体験、地域での学習を町民が積極的に行ってきた経緯がある。また、自主防災組織化率が8割を超え、防災への関心も高まっている。
◆06年8月
中学1年生109名がそれぞれ住んでいる地域の調査をするために、町民の参加を呼びかける。具体的な調査エリアの検討やコース下見、有志による地図づくり(DIG)の試みなどを行う。
◆06年10月
中学生、関係者、町民総勢300名による地域防災調査(フィールド調査)を実施。中学生1年生(約100名)が「調査員」となり、地域住民からのレクチャー・ヒアリング(各地区10名程度)を行った。災害図上訓練(DIG)の手法を活用して、昭和初期の地図との比較(昭和南海地震前)、南海地震の被害想定、災害から守りたい地域拠点・景観や産業、イベントなどを地図にとりまとめる。
◆06年11月
調査した結果をもとに、町民へのメッセージも盛り込み、中学生が防災地図(新聞)を作成。
◆07年3月
中学生の結果を町民同士で意見交換。今後の取組みなどを話し合う。参加者全体で地区同士の違いや互いに参考なる情報を共有する。地区別に地域でできること(既存資源の活用、訓練等)を話し合う。
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・ | この調査がきっかけで、自主防災組織の結成につながった地区がある(1地区)。また、中学生が作成した地図を参考に、地域の防災を考える会合や地図づくりを行った地域がある(5地区) |
・ | 調査がきっかけのひとつになり、町内全体で防災を進めていくためのネットワーク組織を立ち上げる(07年6月) |
・ | 町民を対象にした2日間の研修を実施したところ、50名以上の参加があった(07年5月)。研修で実施した「DIG」を地域で実施した、また実施の準備をし始める地域が出てきた。(およそ10地区) |
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特定非営利活動法人 高知NPO
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http://www.knpo.jp/main/index.html
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坂本彰宏(事務局長)
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TEL :
088-880-5377
Emailアドレス :
info@knpo.jp
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春野町教育委員会
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