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観光・地域モビリティ向上に資する調査 |
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観光事業戦略を個別の観光地ではなく、ひとつの観光域内として立案し、それを支える域内交通のあり方を検討する。
具体的には、各観光地が実施する観光事業戦略の調査、地域内総合戦略のあり方の検討に加えて、基本的な地域情報、観光・地域施設の利用状況、交通機関の利用状況調査、アンケート調査により、観光客の観光・移動ニーズ、地域住民の移動ニーズを把握することにより、観光戦略の立案、域内の観光・地域の活性化を支える交通インフラとして、デマンド型乗合タクシーの2次交通としてのあり方を模索する。
また、あわせて「田沢湖レインボーアクセス事業」の安全対策、法的整備、遂行体制、観光地との連携方法、PRのあり方、導入スケジュール等の検討も行う。 |
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従来の公共交通機関・ホテル・旅館等が個別に用意した目的地限定のバスに依存した観光地間の移動ではなく、域内をひとつの「観光地」として成立させるための域内交通インフラを観光戦略に合わせて構築することで、魅力ある観光まちづくりを実現し、各観光地が大きなシナジーを引き出す仕組みを実現するところに先導性がある。
またあわせて、住民も利用する生活路線として運用することで、観光産業だけでなく、地域住民への利便性向上へも寄与できるよう配慮することで、「観光客・住民併せた効率的な交通(行政)サービス」を目指すことにも、同様に先導性があると考える。
このような取組は、全国でも例がなく、ここでの検討成果が、同様の観光活性化や悩みを持つ他の地域で展開・実現することも可能となると考えられる |
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観光・生活地域における双方の活性化を図る交通基盤の整備による街づくりについて具体的なビジョンの提示と、運営方法の明示。 |
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観光客・地域住民への利便性が高い公共交通サービスの提供による交通事業者、観光産業、地元商店等の経済活動活性化 |
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田沢湖町は観光客などの交流人口拡大を通じ、地域経済の基盤づくりに取り組んでいる。さらに角館町など近隣の市町村と広域連携で進めている「田沢湖・角館地域観光振興プラン」や岩手県雫石町を含めた「観光空間交流事業」などの活動において中心的役割を担っている。「田沢湖・角館地域観光振興プラン」はH25年までに観光客数を現在の1.6倍にあたる1000万人、消費額は1.7倍の500億と目標を設定している。しかし新幹線「こまち」など高速交通体系との二次交通アクセスの立ち遅れが受け入れ態勢において課題があるのでその解決策としてデマンド型交通インフラの実現が期待される。 |
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田沢湖角館観光ネットワーク |
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代表幹事 若杉清一 |
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たざわ湖スキー場
TEL : 0187-46-2011
Emailアドレス : wakasugi@hana.or.jp |
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秋田県 田沢湖町 |