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全国都市再生の推進
地域資源と人的資源のネットワーク形成
北海道
炭鉱遺産を地域の観光資源とした活用
石炭層に存在するメタンガスの活用可能性などの検討
学生による炭鉱遺産の評価と活用方法の提案
調査名 炭鉱資源を観光面とエネルギー面から再評価・活用したエコミュージアム調査
取組の概要 石炭と鉄道発祥の地として栄えた三笠市では、炭鉱の閉山とともに人口も減少し、最盛期の昭和34年には約63,000人の人口があったが、現在は12,000人足らず(平成19年3月)となっている。一方、三笠市は、北海道を代表する観光地である札幌市と富良野市のルート上にあり、近年の国道452号の整備により、観光バスが数多く通過するようになり、観光振興の可能性が大きくなってきている。そこで、炭鉱資源を活用した観光振興のあり方や炭鉱資源のエネルギー面での活用をヒアリングやワークショップ、学生によるコンペティションを行い、エコミュージアム構想として取りまとめた。
取組内容
市民や炭鉱遺産をテーマに活動している市民団体、観光関係者等のヒアリング、三笠市役所職員によるワークショップにより、炭鉱遺産を活用した観光振興のあり方および組織化の検討をおこなった。炭鉱遺産の活用方法や仕組みの検討にあたっては、全国の産業遺産活用先進事例を調査した。また、札幌国際大学、酪農学園大学、札幌市立高等専門学校、札幌学院大学の学生によるコンペティションを行い、炭鉱遺産の活用方法について提案をもらった。
また、炭鉱メタンガスの簡易調査(有効利用可能性の検討)をおこなうとともに、炭鉱メタンガス研究者へのヒアリングを行い炭鉱メタンガスの有効利用可能性を検討し、研究機関などを設置することなどを提案した。
炭鉱資源の観光面とエネルギー面での活用を盛り込み、三笠市全体がひとつの博物館のように機能する(仮称)三笠エコミュージアム構想としてとりまとめた。さらに、この構想を市民に知ってもらうためにシンポジウムの開催した。
まちづくりへの効果
H19年8月現在
炭鉱遺産の活用の気運が高まったことやヒアリング、ワークショップ、シンポジウムなどを通じて、まちづくりの人的ネットワークが形成された。
炭鉱資源のエネルギー面での活用では、数箇所で炭鉱メタンガスの湧出を確認し、有効利用の可能性があることを確認できた。
応募団体名 ブレイントラスト
リンク 都市再生モデル調査(ブレイントラスト)
http://shimin-sanka.com/mikasa/index.html
部局/担当者名 酒本 宏
連絡先 TEL : 011-707-3155
Emailアドレス : sakemoto@grd-net.com
推薦団体名 三笠市  
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