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豊かな河川環境を活かした温泉郷の再構築プラン策定
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東北海道にある摩周温泉は釧路川流域に情緒と賑わいのある温泉街を築いていたが、観光ニーズの変化に対応しきれず温泉街としての街並みも変貌してしまった。そこで、釧路川に隣接する旧国立病院跡地や既存ストックの活用、住民・民間・行政の役割分担等を検討し、観光プログラム「豊かな河川環境を活かした温泉郷の再構築プラン」を策定した。作業にあたっては住民アンケートを実施し、また、住民や関係団体等による「弟子屈町都市再生検討委員会」を開催し、共通認識のもと地域の課題や今後のビジョンを話し合ったことで、協働によるまちづくり意識の醸成が図られた。今後もこの流れを踏襲しながら、独自のまちづくりを進めるため、それぞれができるところから取り組みを始めていく。
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東北海道で有数の歴史を誇る摩周温泉は釧路川流域に情緒と賑わいのある温泉街を築いていたが、観光ニーズの変化に対応しきれず温泉街としての街並みも変貌してしまった。そこで、釧路川に隣接し温泉街の中心にある旧国立病院跡地やその周辺にある既存ストックの活用方策、住民・民間・行政の役割分担、連携方策等を検討し、観光プログラム「豊かな河川環境を活かした温泉郷の再構築プラン」を策定した。作業にあたっては温泉郷にふさわしい河川環境のニーズを把握するための住民アンケートを実施し、また、住民や商工観光関係団体、関係機関の参加による「弟子屈町都市再生検討委員会」を開催し、現状の把握や今後のビジョンの策定など共通認識のもと行われたことで、協働によるまちづくり意識の醸成が図られた。今後は摩周湖世界遺産登録実行委員会を中心に弟子屈町都市再生検討委員会の流れを踏襲しながら、意見交換や情報交換を行い、それぞれができるところから取り組みを始め、将来的には独自のまちづくり事業の展開を図ることを目指していく。
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策定したプランの実現のためにはまだ時間を要するが次のような効果があった。
・ | 地域の釧路川に対する関心の向上が図られ、豊かな自然環境を保全していこうとする意識が醸成された。 |
・ | 活動を通した住民・民間・行政の連携が推進され、まちづくりへの参画意識の向上が図られた。 |
・ | 釧路川を中心とした一帯の整備や地域資源の活用方策などが盛り込まれたプランが策定され、これらが実現された際には、摩周温泉への誘客効果による持続的な地域の活力が生まれる事が期待できる。 |
・ | 防災機能を備えた公園が整備されることで、安心・安全な観光地づくりが図られる。 |
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摩周湖世界遺産登録実行委員会・弟子屈町
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弟子屈町HP
http://www.town.teshikaga.hokkaido.jp/
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弟子屈町企画財政課企画係 係長 藤森忠幸
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TEL :
015-482-2191
Emailアドレス :
kikaku@town.teshikaga.hokkaido.jp
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