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宮城県
塩竈にゆかりある歴史的建造物の活用方策の検討
埋もれた文物のまちづくりへの活用
「みなとまちづくり」の方向性の検討
調査名 みなとの特性を活かした市民参加による交流空間創出調査
取組の概要 国府津として、また奥州一之宮塩竈神社の門前町として、東北で一番長い歴史が語られるみなとまち塩竈には、多くの歴史的資産が残されている。しかしながら高度経済成長期以降、もろもろの遺産が失われるとともに、その背景にあったみなと文化も市民の記憶から急速に失われつつある。本調査では、塩竈を発祥の地とする商社カメイの旧社長宅(亀井邸・大正13年建築)を、広く市民や観光客にみなと文化を伝える核施設として位置づけ、その活用方策や周辺に残る歴史的遺産のワークショップを開催した。その成果を多くの市民や観光客に伝達し、回遊性の向上を図るとともに、塩竈の歴史・文化を生かしたまちづくりの担い手や観光客に伝える人材育成等の試みを行った。
取組内容
@歴史的遺産等の資源について、市民の理解と連帯感を醸成し、歴史的建物の活用について市民の声を反映させるため、お掃除会や車座会議を開催。
A歴史的建物を保存しようとする市民意識の発掘と保存に向けた会場設営を公益団体や企業の得意分野での参画とネットワーク作りを実施。
B建物内に残された時代の流れの中で貴重となった家具や小道具類、資料について、東北学院大学と連携し、リスト化整理を行い歴史的資料の基礎データーを構築した。
C根拠や出典を明確にした文書づくりや学術的な視点も加味したサイン文の表現についてワークショップを実施。
D塩竈の歴史を広く市民や観光客に視覚的効果による情報発信を可能にするため歴史ビデオを作成。
E歴史的建物を塩竈神社参拝客の市内中心部への誘導施設として、また各種イベントと地場商品を融合させた地場商品体感交流施設として活用を試みるため、市民団体と連携してプチカフェやゴスペル等の交流事業、布ぞうり作り体験学習を開催。
F歴史を語る人材育成事業としてボランテイアガイド養成講座を開講。
G京都市下京区塩竈山上徳寺住職をお迎えし、日本の伝統に息づく塩竈と京都との繋がりを紹介する講演会を開催し、要人をもてなす場として有効性を確認。
まちづくりへの効果
H19年8月現在
@歴史サイン(リーフレットボックス付き)の設置により、市民や観光客に身近にある歴史的遺産を浮かび上がらせ、観光客等を町中に誘導し、賑わいを取り戻す拠りどころとなっている。
A観光ボランティア養成講座の受講者より15名の登録の申込みがあり、秋口の本格活動を目指し活動中。
B交流事業を連携して行った市民団体から、月1回のペースで、亀井邸の魅力を伝えるとともに、ミニコンサートや体験学習と併せた塩竈の食(お菓子や味噌、醤油等)を活用した交流事業を開催。
応募団体名 特定非営利活動法人 NPOみなとしほがま
リンク
部局/担当者名 事務局 神谷 統・大和田 庄治
連絡先 TEL : 070-5120-7528
推薦団体名 塩竈市  
外観
迎賓館
ガイド養成
市民交流
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