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｢秋田杉｣を活用した中心市街地再生検討調査
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秋田市では、秋田杉関連産業が盛んな河辺町・雄和町と合併したにもかかわらず、合併後の新たな地域資源(秋田杉)をまちの魅力づくりへ活用できていない。
秋田杉の中心市街地での活用可能性を検証するために、産学官連携による調査検討体制を構築するとともに、秋田杉を試験的に使用したモデルを製作して、実証実験及びアンケート調査を行った。
また、市民や事業者等の関心を高めるために、秋田杉を活用した都市再生方策に関するアイデアを広く一般市民から募集するとともに、今年度の検討調査の集大成として、秋田杉を活用した中心市街地まちづくりシンポジウムを開催した。
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秋田市では、平成17年１月に秋田杉関連産業が盛んな河辺町・雄和町と合併したにもかかわらず、合併後の新たな地域資源(秋田杉)をまちの魅力づくりへ活用できていない。平成19年度には｢秋田わか杉国体｣が開催されるが、これをまたとない好機ととらえ、秋田杉のまちづくり・街なみ形成への新たな活用方策を検討する取り組みが期待されている。
秋田杉の中心市街地での活用可能性を検証するために、木材関連業者・工務店や大学・研究機関、(社)秋田県建築士会等と秋田市による産学官が連携した調査検討体制を構築するとともに、秋田駅西口駅前広場内のバス乗降場の一部やバス案内所に、秋田杉を化粧材として試験的に使用したモデルを製作して、課題の抽出や今後の事業展開にむけた実証実験及びアンケート調査を行った。また、市民や事業者等の関心を高めるため、広く一般市民を対象に、中心市街地のまちづくりに、秋田杉を活用した提案を募集するとともに、今年度の検討調査の集大成として、実証実験の結果報告や提案されたアイデアの紹介及び専門家による基調講演や意見交換などをプログラムとした、秋田杉を活用した中心市街地まちづくりシンポジウムを開催した。
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今回の調査で、秋田杉を活用したまちづくりへの取り組みの推進を望む声が圧倒的であった。
今後さらに、市民や事業者の秋田杉活用に対する関心が高まり、まちづくりや街なみ形成へ秋田杉の活用を促進することにより、秋田杉を基軸にした新秋田市の産業再生及び新市各地域の融和が促進されることが期待される。
また、秋田杉を地域共通のキーワードとして個性あるまちづくりを推進することで、わかりやすい地域イメージの発信など、県外に向けたイメージ戦略が展開できる。
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秋田市、(社)秋田県建築士会
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秋田市HP
http://www.city.akita.akita.jp/
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秋田市まちづくり整備室 主席主査 堀 正悦
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TEL :
018-866-2156
Emailアドレス :
ro-urrd@city.akita.akita.jp
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