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高齢者のパーソナルネットワークづくりの実験
地域・大学等連携のモデル事業の実験
高齢者まちなか居住の事業化検討
調査名 大学との協働による高齢者のまちなか利用・居住支援の社会実験調査
取組の概要 中心市街地の空き店舗を所有者から借り受け、慶應義塾大学総合政策学部の大江守之教授の研究チームに運営方法等の検討を依頼した。この場を「コネクトよねざわ」と名づけ、実施した活動は以下のとおり。
1)高齢者のパーソナルネットワークづくりの実験
2)地域・大学連携の事業モデルの実験
3)高齢者まちなか居住の事業化検討
4)まちなか駐車システムの検討
5)ホームページによる情報発信
取組内容
1)高齢者のパーソナルネットワークづくりの実験/活動参加者の属性、形成されるパーソナルネットワークの違いを検証しつつ、高齢者のニーズと対応する社会資源を発掘する。活動実態を調査するため、RFIDを用いて活動を活発化させるための利用方法について検討した。
2)地域・大学連携の事業モデルの実験/建物は商工会議所が借り受け利用主体に提供、大学が持つ実践知の資源を活用しつつ、補助金に頼ることなく持続的な事業として成立させるための要件を明らかにするため、市民有志による株式会社を設立、諸活動の事業性を摸索した。
3)高齢者まちなか居住の事業化検討/そこに集う人々の協力を得ながら、高齢者グループリビングの事業化へ向け、高齢者のまちなか居住の方策を策定した。
4)まちなか駐車システムの検討/まちなかに多く存在する空き地。これを利用した簡易な駐車システム構築へ向け検討した。
5)ホームページによる情報発信/拠点での活動予定や活動報告を日々、市民に知らせるためのHP作成ときめ細かいメンテナンス。
※事業推進のために大学、行政等のメンバーからなる委員会を組織、計3回開催。
まちづくりへの効果
H19年8月現在
商工会議所がプロデューサー役となり、市民と大学が協働して事務局機能と企画運営を担い、行政、地元商店会、団体等の参加・協力を得つつ、運営することで、多様な活動の「場」を用意できた。
利用実態を把握するためにRFIDを用いた簡易来客把握システムは、他の施設でも応用可能であり、利用希望があれば対応したい。
コネクトよねざわの活動を紹介するホームページの制作には、米沢工業高校専攻科の学生が取り組んだ。教育面でも効果があったと言える。
高齢者グループリビングを実現する活動に関して、地元の有志がNPO立ち上げに向けて活動を開始した。
応募団体名 米沢商工会議所
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連絡先  
推薦団体名 米沢市産業部  
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