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伊勢市では都市マスタープランに位置づけた勢田川歴史観光交流軸・河崎歴史文化交流拠点・宇治山田港交流拠点の構想を実現するため、市民活動拠点となる「伊勢河崎商人館」、勢田川を軸とした舟運まちづくりのための「海の駅・川の駅」などの整備を進め、並行して市民主体により木造船建造技術の伝承、舟運プログラムの検討、伝統芸能(能・狂言)や伝統工芸(伊勢春慶)の継承と情報発信、語り部の育成、体験型観光イベントなどを実施している。二見町でも旅館街のまちなみ環境整備や「賓日館」の保全整備をNPOとの協働により進めるなど、伊勢二見地域の市民・NPO・行政が一体となって、みなとを核として観光交流人口を拡大する「観光交流空間づくり」を推進している。
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