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各務原市は平成13年度より「水と緑の回廊計画」を策定、市内各地の緑化を推進している。平成15年度は「全国都市再生モデル調査」を活用し、中心市街地の空洞化、スプロールによる自然環境の荒廃を止めるべく、中心市街地から郊外にわたる市民参加型のウォークラリーイベントを開催した。緑化に関心のある市民や小中学生が参加したこのイベントは、テーマ別に4コースが実施され、151名の参加者を集めた。その後ラリーの結果を持ち寄って全3回のワークショップを開催、出された提言は広く市民に公開されたほか、市民の水、緑、環境への関心が大きく高まったといえる。今回の提言は今後の水と緑の回廊計画や都市政策に反映されるほか、より市民との連携を促進していく予定である。
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