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臨海部における未利用地の活用と中心市街地との連携 |
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日本海側最大級の複合斜張橋である臨港道路富山新港東西線、いわゆる新湊大橋（仮称）の完成を控え、大橋によって結ばれる２つの埋立地の土地利用及び、埋立地と古い港町風情が残る中心市街地との連携の方向性などについて調査を行った。
調査過程においては、有識者などからなる「新湊市みなとまちづくり方策検討委員会」を組織し、諸課題について検討をいただくとともに、市民ワークショップ、内川遊覧実証実験などを行い、市民の意見の把握や課題の整理などに努めた。
これらの取組みから上がってきた様々な意見を集約し、平成１７年３月、「新湊みなとまちづくり方策」として取りまとめられたところである。 |
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市民の意見を方策に反映するため、アンケート調査、市民ワークショップ、小学生ワークショップを開催した。中でも小学校の総合学習の時間を活用して行ったワークショップでは、６班に分かれた子どもたちが新湊の未来について発表を行い、その様子はマスコミにも広く報道された。
また平成１６年１０月に開催した国際シンポジウムでは、世界遺産都市のイタリア・ティボリ市長を招いて現地視察、シンポジウム等を開催し、本市の観光戦略について貴重な助言を受けた。
一方、有識者、地元関係者などからなる「新湊市みなとまちづくり方策検討委員会」においては、本市中心市街地を流れる「内川」で観光遊覧の実証実験を行うなど、会議室の外でも活発に調査活動をしていただいたところである。
平成１７年度については、「新湊みなとまちづくり方策」の周知に努めるとともに、方策に掲げた諸事業に実現に向け、官民一体の取組みを進める予定である。
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| 平成１７年４月、西埋立地の海王丸パーク内に、新湊大橋（仮称）の情報を提供する「みなと交流館」がオープンした。また、５月には、海王丸パークから発着する観光遊覧船事業が、民間主導で営業運航が開始される予定である。また、商工会議所においては、所管するＴＭＯ構想の推進に向け、ＮＰＯ法人の立ち上げが予定され、青年会議所でも環日本海を見据えたまちづくりの機運が高まるなど、本市のまちづくりは、ますます活発な動きを見せている。 |
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新湊市 |
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