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全国都市再生の推進
街なか居住のコミュニティライフで街を再生
長野県
街なか居住を促す高齢者生き甲斐住宅の建設企画ソフトを提案する
街なかのコミュニティを再生する活動メニューのアイデアを提起
高齢者の都市・農村連携事業を提案する
調査名 農村と市街地高齢者の連携によるコミュニティフードビジネスの事業化と、高齢者生き甲斐住宅の建設企画調査
取組の概要 地方都市の飯田市に生きる自信と誇りを取り戻し、街なかの活気を取り戻す仕組みとして、「住まい、コミュニティ、健康長寿、食」と言うキーワードをつなぎ合わせ、「施設、機能、活動」を有機的に結びつけて、新しいライフステージの街なか居住を事業化するため、事業の実施にあたって、三つの部会(街なか居住まちづくり部会・農村都市連携部会・商業コミュニティ部会)を構成し、小さな実験事業やイベント活動、検討会、調査を行って、具体化プランの実現に向けた動きをつくるきっかけとした。 なお、これらの調査成果を生かして、「商業・福祉・住宅」の複合施設の事業化が具体化するなど、市街地活性化の動きが高まった。
取組内容  市街地人口が減少し高齢化比率の高い中心市街地の再生・活性化は、商業サイドの活性化だけでは困難と言う視点から、高齢者の街なか居住を一つの柱に据え、それを具体化し実現するモデル事業を興すためのハード・ソフトを計画した。特に、ソフトの中味を「健康長寿・コミュニティ・食(コミュニティフードビジネス)などをミックスした複合ネットワークづくりを目指した取り組みを行った。
 又、地方都市の都市構造として、市街地が周辺農村部との結びつきによって成り立っていることから、農村都市交流と言う側面から朝市の企画実験を実施し、農村都市高齢者の連携ネットワーク作りの端緒とした。
  一方、中心部では高齢者と高校生の交流機会として、空店舗を活用して高校生のウィーエンドショップの実験事業を実施したり、意欲的な店舗の独自商品開発にも関与し、様々な活動やネットワークが、街なか居住の暮らし方・商業を含めた市街地居住のソフト開発に反映されるよう検討し、「飯田版・高齢者生き甲斐の建設企画書」にまとめた。 
まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
 本調査事業により、街なかに居住する高齢者の住まい・生活に対する将来の希望或いは潜在ニーズを把握することが出来た。豊かで多様な交流・コミュニティの中で自立した生活を全っとう出来るような「住まい環境」は、街なかでこそ可能だと言う意識から伺え、高齢者のライフスタイルの変化に合わせた複合的な機能を備えた共同住宅や都市農村交流の機会提供、食を題材にしたコミュニティビジネス開拓の必要性などが認識された。
  事業を通して、地権者13名による共同建替え計画が具体化し街なか再生組合として動き出したほか、個性的な店舗開発研究会に20店舗が参加、街の魅力再発見をテーマに市民の街なかウォーク活動が始まるなど、市街地再生への様々な試み、機運が生まれている。今後は、TMOカンパニーや起業応援NPOが農協や行政に働きかけ連携して、食を題材にしたコミュニティビジネス支援活動の盛上げを図る方向になっている。
応募団体名 TMO(株)飯田まちづくりカンパニー/NPOいいだ応援ネットイデア
リンク http://www.machikan.jp/
部局/担当者名 カンパニー常務/松村茂利
連絡先 TEL : 0265-21-1212
Emailアドレス : machikan@mis.janis.or.jp
推薦団体名 飯田市 産業経済部 市街地整備推進室
まちむら 結いの市
市街地での朝市の風景
農家の高齢者が丹精込めて作りました。 初対面でも世間話しが弾みます。
食と農を通じて生き甲斐を共有することに…
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