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パーキングエリアを活用して地域活性化を進める仕組みの調査 |
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磐田市(静岡県)では市の地域資源である東名高速道路のパーキングエリアを有効に活用した区画整理事業により商業、工業用地(約42ha)を造成し、そこに企業誘致を図り抜本的な雇用対策と財政力強化、地域経済の活性化を図ろうと目指している。特に、東名高速道路では1日平均約7万台の交通量があること、また、近年
車社会を反映して郊外型の集客施設が多くなっていることを考えるとパーキングエリアを活用した集客施設のモデルを検討することが、地域の活性化(雇用や税収の増加)、企業の新たなビジネスチャンスの創出につながるものと考る。 |
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平成03年 |
開発型インターチェンジである磐田インターチェンジの開発事業の一つとして、高見丘工業団地の開発が位置づけ。 |
平成04年 |
農村活性化土地利用構想認定 |
平成09年 |
遠州豊田パーキングエリア開設 |
平成10年 |
高速自動車国道法の一部改正(連結に関する規制緩和)(10月) |
平成11年 |
磐田インターチェンジ開通 |
平成12年 |
農村活性化土地利用構想の手続きが廃止(3月) |
平成13年 |
農政局の考え方について(線引きの見直しが本来の形ではないか)(10月) |
平成14年 |
線引きの見直しへの方向転換
区画整理事業による開発を推進。
構造改革特区の提案( 1次 )(8月) |
平成15年 |
構造改革特区の提案( 2次 )(1月)
関東農政局との協議はじまる ( 特例措置 )(2月) |
平成16年 |
都市計画協議はじまる (5月)
地域再生計画認可(6月21日)
スマートIC社会実験に採択 (7月23日)
区域区分の見直し原案提示 (8月10日)
土地区画整理事業計画事前協議書提出
都市計画決定用事前協議書の提出(8月23日)
(用途地域、土地区画整理事業、計画道路)
農政局土地利用審査会 (10月4日)
公聴会 (11月5日)(公述人なしにより開催中止)
スマートIC社会実験の実施(1月11日〜3月25日) |
平成17年 |
国土利用計画地方審議会(2月14日)
磐南(1市3町1村)で都市計画審議会(3月)
(区域区分・用途地域・土地区画整理・道路)
県都市計画審議会 (区域区分)(3月15日)
都市計画決定・告示(4月1日) |
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本開発は、先進的な優良企業及び地元企業の誘致によって抜本的な雇用対策と財政力強化を目指すもので、具体的な効果として、就業者2,100人、内新規就業者1,300人が確保できると予測している。また、企業誘致により財政力の強化(15年間で27億の税収が得られると予測)も図られる。さらに、地域産業の発展や地域の活性化等の効果もあるため、磐田市(静岡県)の重要事業(ビックプロジェクト)として強力に推進していくものである。 |
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静岡県磐田市 |
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磐田市ホームページ
http://www.city.iwata.shizuoka.jp/ |
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磐田市役所建設部区画整理課PA周辺開発推進室 芥川豊秋 |
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TEL : 0538-37-4864
Emailアドレス : pa@city.iwata.lg.jp
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