都市再生本部
HOME 都市再生本部 会議情報 都市再生プロジェクト 民間都市開発投資の促進 全国都市再生の推進 都市再生レポート 関連情報 リンク
HOME 全国都市再生の推進 半田市
全国都市再生の推進
 
愛知県
観光ネットワークの形成
旧カブトビール工場(半田赤レンガ建物)の保存・活用の検討
(仮称)下町通りの景観形成
調査名 半田蔵のまち回遊性向上推進調査
取組の概要 半田蔵のまち一帯において、桃の節句に合わせて「蔵のまち雛祭り」を開催。市民グループによって新たに掘り起こされた観光資源を、市民グループが回遊性を向上させるために演出した。この結果、数多くの観光客が訪れた。これらの成果を踏まえ、今後は、モバイル案内情報提供、レンタル・システム等(自動車・自転車)、ボランティアガイドの導入により、来訪者の回遊性を強化する。
旧カブトビール工場(半田赤レンガ建物)の保存・活用について、3つのタイプの枠組み(現状延長型、新規施設誘致型、用地売却型)を想定し、それぞれのメリット・デメリットの比較検討を行った。
景観法制定などの動きを踏まえ、半田蔵のまち独自の景観を保全していくための景観方針を提案した。
取組内容  蔵のまち半田で特筆すべきは、観光資源を掘り起こし、さらにそこでイベント等で存在感をアピールするマンパワーが育っていることにある。さらに、今年度は「半田蔵のまち協議会」を設置し、多種多様な主体が以下のような取り組みを行うとともに、協議会を通じて情報交換を行ってきた。
蔵のまち雛祭りの開催(平成17年2月26日〜27日)
 蔵のまち一帯において、桃の節句に合わせて「蔵のまち雛まつり」を開催。企業博物館である酢の里、国盛酒の文化館、地元商工会議所、地元商店街などに加え、紺屋海道や旧カブトビール工場、中埜半六邸、春扇楼末廣(老舗の料亭)など新たに掘り起こされた観光資源が雛まつり会場となった。これらの会場では、様々な雛人形の展示や飲食などのおもてなしなどが行われた。市民グループによる主な取り組みは以下のとおりである。
旧カブトビール工場の案内板等を整備(赤煉瓦倶楽部半田)
紺屋海道の演出(紺屋海道研究会)
中埜半六邸における半六さんの雛祭り(半六倶楽部)
空き店舗を活用した「蔵まち茶屋」の試験開設(障害者が運営するだんご・五平餅・大判焼屋)(人まちクラブはんだ)
フィールド調査の実施(平成17年1月9日)
下町通りなどの景観形成にかかる調査を実施
当調査に関連する取り組み
市内屈指の料亭の一つで、黒澤明初監督作品『姿三四郎』の撮影当時にロケ隊が昼食をとった「春扇楼末廣」にて意見交換会及び写真展の開催。合わせて、半田と映画の歴史と半田町並み写真展を開催。近隣住民など100人参加。(平成16年10月23、24日)
名古屋都市センターの地域交流事業で、旧カブトビール工場や紺屋海道を見学(平成16年10月23日)
半田市観光ガイド養成講座の卒業生により半田市観光ガイド協会(ぶらっと半田)の設立(平成17年2月)
春扇楼末廣にて蔵のまち雛祭りのプレイベントとして「半田末廣寄席」を開催(平成17年2月20日)
愛知建築士会半田支部による、JR半田駅周辺における「知多の香りのする街並み」を提案。
小学生と大学生の協働による半田自慢CM製作
まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
 本調査を契機に多様な主体が集まる「半田蔵のまち協議会」を設置し、情報交換を行ってきた。この協議会など、半田の市民団体の集合体の特徴は、行政の縦割りの枠を取り払い、「蔵のまち」という地域に焦点を当てて施策の総合化を図っていくことにある。その成果として、今年度行った蔵のまち雛祭りは、多種多様な市民グループが発掘した観光資源を演出し、観光客の回遊性の向上に寄与したことにある。
 今後は、素敵なまちづくりにむけた各団体のプラットホームとして“半田まちづくりコンソーシアム”を「半田蔵のまち協議会」等の既存組織の発展系として組織できれば、今年度提案した3つのテーマについて、継続的に議論し、実践していく場として期待できる。
応募団体名 (社)愛知建築士会半田支部
リンク 愛知建築士会半田支部
http://www.asanet.or.jp/%7Ehanda/index.html
部局/担当者名 永田創一
連絡先 TEL : 0569-21-5959
Emailアドレス : handa@asanet.or.jp
推薦団体名 半田市
(C) Copyright : 内閣官房 都市再生本部事務局
〒100-0014 千代田区永田町1−11−39 永田町合同庁舎3階 TEL03-5510-2151