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とよかわイナリズム(豊川稲荷☆住む)社会実験
豊川稲荷周辺地区「灯篭に浮かび上がる街並み」高感度調査 |
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中心市街地活性化のため、豊川稲荷門前界隈が最も賑わっていた昭和初期〜中期をモチーフとしたレトロな街並み・雰囲気づくり(賑わいの演出)を行っている商店街イベント「いなり楽市」と連動し、イベント会場である商店街(門前通り)のファサードの改善や、観光に関する各種施設の整備、観光ルートの設定に向けた社会実験に「全国都市再生モデル調査」を活用。定量的な検証や来街者の意向収集によって将来のファサード整備における整備課題を整理するとともに、商店街イベントに対しても飾り付け、PR方法の改善等の提案を行い、活性化に貢献。また、「いなり楽市」は、2万人/回の大きな集客を得る大きな事業に成長し、都市再生が加速しつつある。 |
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日本三大稲荷のひとつである豊川稲荷の門前町の若手商店主たちが、幅広い市民参加を得て自主的に行っている「いなり楽市」は、「できることから始めるまちづくり」を合言葉に月1回行っている定期イベントであり、地域再生計画による支援措置も効果的に作用し、現在では約2万人/回の集客のある事業となり、地域経済を活性化させている。
門前町の若手商店主たちの自主的なまちづくり活動の次のステップとして、また、中心市街地活性化に資する各事業の効果等の検証を行うため、「いなり楽市」と連動して各種社会実験を行った。
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ウォーキング・スタンプ・ラリー(回遊コースの検討)
豊川稲荷のみの観光を、豊川駅周辺地区全域に拡げるための課題を調査した。 |
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商店街印象調査
仮設景観を設置し、アイカメラ等により、景観に係る好感度調査を行った。 |
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街なか居住に関する事業者調査
街なか居住推進に向けた開発・支援策の検討を行った。 |
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地元商店街の意識高揚
本調査が連携する前は、イベントの実施だけに終始していたが、本調査の社会実験と連携することで、会場の飾り付け・構成、PR方法の改善が図られた。また、本調査によって課題や来街者意向が具体的に示されたことで、地元商店街のまちづくりに対するやる気を引き出した。 |
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ハード事業の方向性の絞り込み
来街者の視線・意識を定量的に調査し、さらに、マンション事業者、新聞社・出版社など外部の目を通すことで、今後のまちづくり(特にハード整備)に対する説得力のある事業提案ができた。 |
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愛知県豊川市 |
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いなり楽市
http://www5f.biglobe.ne.jp/~okitsu-net/rakuichi.html |
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建設部中心市街地対策課/山本 |
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TEL : 0533-89-2108
Emailアドレス : shigaichi@city.toyokawa.lg.jp
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