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全国都市再生の推進
自然体験型の観光拠点づくり
三重県
賢島活性化会議(民間主導で企画・計画検討を実施)
まちづくり合宿(早稲田大学 後藤研究所によるテーマカレッジ)
まちづくりシンポジウム「海から発想する新志摩市のまちづくり」
調査名 体験型観光拠点(賢島周辺)整備調査及び基本設計
取組の概要 賢島は明治時代に御木本幸吉が真珠養殖に成功し、昭和に入り民間資本を中心としたリゾート開発が進められてきた。しかし、近年の平成不況とともに地場産業である観光業や漁業が落ち込み、新たな活性化策が必要となっている。従来の行政主導ではなく官民が協働して、まちづくり計画を立案すべく、関係者や地元住民を中心に賢島活性化会議を立ち上げ、当地区内の多徳島・円山公園及び駅周辺の再生に向け整備の方向性を模索した。また大学の研究機関に委託し多方面から当地区の活性化対策を検討することを目的に、社会実験やシンポジウムの開催に取り組んだ。
取組内容 賢島活性化会議は、平成15年度に地域住民を中心として歴史や文化を再確認し地区の活性化対策を模索する会として発足した。計8回のワークショップを開き、賢島活性化の方策として様々な意見集約を行った。早稲田大学の後藤研究所に依頼して、当地区の整備方針として体験型観光拠点を目指し、離島[多徳島(初めて真円真珠の養殖に成功した地)]の活用や、公園[円山公園]の整備、風光明媚な英虞湾の玄関口である賢島駅周辺の整備について、それぞれに連続性をもたせるためパッケージ化し、「賢島活性化マスタープラン」を作成した。また、様々な角度から賢島再生の可能性を検証するため、まちづくり社会実験「みんなが使える賢島」として、高齢者や障害者の疑似体験をし駅周辺のバリアフリー化等を確認した。また、海洋・港湾等に関して卓越した思想や視座、知識をもつパネリストを招いて「海から発想する新・志摩市のまちづくり」をテーマにしたシンポジウムを開催した。多才なパネリストによるディスカッションをはじめ、志摩市民代表による「志摩の海を生かしたまちづくり」と題した基調報告も行った。
まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
平成15年度から平成16年度の2カ年で、賢島地区の活性化を目指し体験型観光拠点としての整備計画の立案を行ってきた。これまでの、行政主導での事業展開から住民参加型によるまちづくりを目指して、マスタープランが完成した。この地区を始め、市内の各地区でまちづくりの取り組みが行われており、今後は住民主導での展開が期待される。
応募団体名 志摩市 (阿児町)
リンク http://www.city.shima.mie.jp/
部局/担当者名 志摩市役所 建設部 都市計画課 濱口 真吉(阿児町役場 地域整備課 岡山 覚)
連絡先 TEL : 0599-72-4308
Emailアドレス : hamaguchi-shinkichi@city.shima.lg.jp
推薦団体名  
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