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全国都市再生の推進
新潟県
地域資源を活用し市の活性化を目指した新市公共交通システム
一般・高校生・利用者アンケートによるニーズ調査
市街地循環バス及び文化・観光目的バスの試行運行
調査名 合併後の地域資源を活用し「都市の活性化を図るための市内公共交通システム構築」調査
取組の概要  南魚沼市は、山間豪雪地帯に立地する。合併に伴い市域が大幅に拡大、人口も6万3千人となり、市民の生活交通の確保と地域資源を活用して都市の活性化を目指す公共交通システムの構築が、喫緊の課題となっていた。合併前の旧3町では、それぞれ独自に生活交通確保対策を行っていたが、合併時に各事業内容の整合を図らなかった。結果、各種バス路線が重複する一方で公共交通空白地帯が存在し、料金・運行主体・契約方式等には大きな差異が生じていた。そこで、これまでの経過を踏まえつつ、効率的な市内交通ネットワークシステムを構築するため、路線重複と空白地帯の解消、スクールバスの路線バス化による多様な活用、経費の総額抑制、直営バスの委託・有料化への検討等を総合的に行った。
取組内容
 南魚沼市にとって、市民の生活交通を確保し、かつ、合併後の地域資源を活用した、都市の活性化を図るための公共交通システムの構築は喫緊の課題であった。そこで、「南魚沼地域生活交通対策調整協議会」を立ち上げ、その中で路線マップの作成や各種運行バスの問題点・課題点の整理、民間委託化・有料化への検討等を行った。また公共交通のあり方や現行運行に対する市民や利用者のニーズを把握をするため、一般市民・高校生・市運行バス利用者別のアンケート調査や、市街地循環バス、美術館・博物館巡りシャトルバス、寺宝巡りシャトルバスの試行運行を実施して課題点を整理した。更に、合併後、不均衡となっていたスクールバス運行基準や、公用車(市有バス)使用規定等、統一的運用基準を定めた。
まちづくりへの効果
H19年8月現在
 モデル調査で行った路線マップの作成やアンケート結果により、現行路線に対する問題点・課題点、利用者の満足度や市運行バスの有料化に対する市民の理解が確認された。また、利用の傾向等を把握したことで、郊外大規模店の進出により空洞化された中心市街地の活性化や、公共施設の利活用の課題、生活交通弱者への対応、医療・保健・福祉サービスの均一化、観光資源を活用した交流人口拡大の方策等の検討課題を明確にすることができた。今後、これらの課題点と費用対効果を踏まえた公共交通システムをつくることにより、まちづくりに大きな効果が見込まれる。
応募団体名 新潟県 南魚沼市
リンク 南魚沼市公式ウェブサイト
http://www.city.minamiuonuma.niigata.jp
部局/担当者名 建設部 都市計画課
連絡先 TEL : 025-773-6662
Emailアドレス : toshikei@city.minamiuonuma.lg.jp
推薦団体名 ―  
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