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全国都市再生の推進
新潟県
弥彦の個性・特色を見つめ直し弥彦らしい景観を
弥彦温泉活性化に向けた可能性と課題
観光資源を利用した自転車イベントの開催
調査名 街並みデザインと自転車を活用した温泉街活性化プロジェクト
取組の概要  弥彦は越後一宮彌彦神社の門前町として古くから栄え、参拝者を迎えてきた温泉街です。しかしながら、近年は観光客は伸び悩み、宿泊客の減少が続いており活性化が急務ででした。そこで、弥彦では「弥彦浪漫」という観光の基本コンセプトを掲げ、弥彦浪漫化計画として弥彦らしさにこだわった活性化に取り組んでいます。その一環として、弥彦らしい街並みを取り戻そうと長岡造形大と連携しての修景実験の実施と、村営競輪場があり関わりが深い自転車競技の観光活性への活用のためイベントを実験的に開催した。また、弥彦の観光資源を洗い出し、それらを活用した活性化の方針を検討するため外部観光関係者との検討会を開催した。
取組内容
 彌彦神社の門前町である弥彦温泉街は景観に関する取組が遅れており、意識も希薄であった。それを改めるため、長岡造形大と共同で住民参加型ワークショップを開催した。その結果をもとに一般住民の住宅や、お土産店の店先を借り、暖簾の設置や毛氈を敷いたベンチ、アルミサッシへの木枠、看板の見直し等ファサードの修景実験をおこない、行き来する観光客や地元住民に実験に関するアンケート調査をおこなった。
 自転車イベントは検討の結果、既存の観光資源である弥彦山スカイラインと自転車競技を併せ、弥彦山を自転車で駆け上がる「弥彦山ヒルクライム大会」として実施した。選手からは「この大会を待っていた」「日頃の成果を試す良い機会」などたいへん好評であった。
 観光活性化に向けた検討会では、県内の観光関係者と弥彦観光の若手に集まっていただき、観光資源の活用方法や広域での取り組みについて実施実現方法や資金の調達などについて、短期で出来るもの、中・長期と検討が必要なものに区分し検討をおこなった。
まちづくりへの効果
H19年8月現在
 景観について、弥彦浪漫化計画の取り組みと相まって考え見直し様々な取り組みをおこなってくれる各店や住宅が出始めている。また、まちづくりワークショップへも興味を持って参加してくれる住民が多くなり産官学民での連携が進んでいる。
 自転車イベント「弥彦山ヒルクライム大会」も競技終了後のアンケート結果も良好であったことから、今年も開催が決定し来年以降継続することにより地域イベントとして定着させたい。しかしながら、参加選手や観戦による宿泊などの経済効果としては上がっておらず、旅館とのタイアップなどによる宿泊増のため検討が必要である。
応募団体名 弥彦観光協会
リンク 弥彦観光協会HP「弥彦浪漫」
htto://www.e-yahiko.com/
部局/担当者名 石川秀雄
連絡先 TEL : 0256-94-1025
Emailアドレス : kankou@vill.yahiko.niigata.jp
推薦団体名 弥彦村  
弥彦山ヒルクライム大会スタート
ワークショップ風景
修景した店舗
修景実験でのアンケート
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