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空き民宿復活・活用実現化調査
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高浜町は海水浴を中心とする観光のまちであるが、近年は海水浴客や宿泊客の減少により、観光入込客数や消費額は低迷傾向にある。その結果、廃業・休業する民宿事業者が増加し、民宿街という魅力的な都市環境も荒廃しつつある。
これに対して、観光産業の活性化や魅力的な街並みの保全活用を図るため、学生や地元の皆さんによる現地の魅力資源発掘、実際の空き民宿施設をモデルにした学生による具体的な活用プランの検討、検討に関連したまち歩きや交流イベントの開催を行った。
今後は、新たな事業希望者とのマッチングに向けた取り組みや、民宿の活性化につながる観光メニュー（まち歩きや体験など）の造成を通じて、検討内容の具体化を図る。
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調査の舞台となった和田地区は、「日本の快水浴場100選」にも選ばれた美しい海と借景となる背景の山々、古くからの形態が残る道路・路地空間、レトロな風情が残る民宿街の建物、石積みや板塀などによる魅力的な都市空間を有する。それらが観光産業の衰退や、地域の居住者の多くがその価値の正当な評価や活用イメージを具体化できずにいることを背景に、荒廃の危機にある。
そこで本調査では、「空き民宿の復活・活用」に向けた多様かつ具体的な取り組みを通じて、地元の皆さんと都市部の学生さんとの価値観の交流を実現し、和田地区の魅力を多くの人に改めて認識してもらうことに最大の意義があると考えた。そのため、調査を通じて、資源発掘検討会や活用プラン発表会、まち歩き、マップづくりなど、多様なワークショップ／イベントを開催した。
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本調査を通じて、地域資源を生かした着地型観光メニューの造成や学生等との連携といった取り組みについて、調査実施の次年度（平成19年度８月時点）において、次の様な具体的な動きが具体化している。
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● | ボランティアガイドによるまち歩きミニツアーの実施（８本） |
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● | 福井大学生による景観保全に向けた調査の実施（２日間） |
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● | 漁協との連携による体験メニューの実施（４本） |
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高浜町観光協会、高浜町
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まちの駅「ぷらっとHome高浜」
http://www.wakasa-takahama.jp/plat-home/
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観光協会：吉岡久
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TEL :
観光協会：0770-72-0338
Emailアドレス :
yoshioka@wakasa-takahama.jp
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