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全国都市再生の推進
岐阜県
地域経営方針の検討(地域特性の再認識)
都市基盤に関わる地域経営戦略の検討
奥美濃チャレンジショップの開催
調査名 都市と農村の連携による集約型都市構造(コンパクトシティ)の構築に向けた総合的な対応方策調査
取組の概要  平成16年に7町村が合併して誕生した郡上市は、市域面積が1,030kuと広大であり、その90%を山林が占める中山間地域であります。また、全国的に少子高齢化が進展する中で、郡上市の高齢化は国の平均を大きく上回り、人口も継続的な減少傾向にあります。
 市全域での持続可能な地域経営のあり方を、都市部及び農山村部それぞれに分析した上で、「都市基盤に関わる地域経営戦略」と「集落に関わる地域経営戦略」を検討しました。また、市内各地域の特性を活かした豊で個性的な「都市部と農山村部との連携による集約型都市」を実現するための実証実験として、奥美濃チャレンジショップを実施しました。
取組内容
 人口の減少や高齢化により集落維持が困難になると予測される農山村をこれからどのように経営していくか、また東海北陸自動車道などによる広域交通アクセスの良さをどのように活かしていくかが、郡上市における極めて重要な都市経営上の課題であり、それを紐解く一つの鍵が、都市部と農山村部の連携にあるという仮設が、本業務の出発点であります。
 郡上市には、歴史的町並みの残る市街地や、特徴的な景観を呈する大小様々な“洞”と呼ばれる谷筋の集落、周辺から隔離された峠越えの“隠れ里”のようなロケーションの集落、高鷲地域の高原リゾート地など特徴的な集落が多く存在するため、集落タイプの設定と集落タイプ別のモデル地区詳細調査(現状把握と将来予測)を行いました。これらから、新しい都市構造・地域経営スタイルへの転換が必要であり、「集落の自立と相互補完に基づく持続可能な都市の実現」を郡上市の将来像として、9項目の基本方針を設定しました。
まちづくりへの効果
H19年8月現在
 郡上市の目指す集約型都市を実現する上では、都市部と農村部の連携を強化することが重要なポイントであり、中心市街地の空き家を活用して農山村部の農産物の展示販売と地域PRを展開することで、地域間の連携を強めることが可能かどうかの実証実験「奥美濃チャレンジショップ されど郡上 まさに郡上」を実施しました。
 これに参加した、「野菜工房かぼちゃのがっこう」は、地元建設会社が手掛けるプロジェクトであり、山間部の農業の後継者不足と農地の荒廃をなんとかしたいとの思いから、農地を借り最近の健康ブームやヘルシー志向に着目して、野菜の中で特に糖度の高いかぼちゃを栽培し、加工した洋菓子等を販売しました。このグループはチャレンジショップ終了後も継続して八幡市街地で個人的に空き家を借り現在もかぼちゃのアイスやケーキ、パンを販売しています。
応募団体名 郡上市及び岐阜県
リンク 郡上市HP
http://www.city.gujo.gifu.jp
部局/担当者名  
連絡先 TEL : 0575-67-1836
Emailアドレス : toshi-jyutaku@city.gujo.gifu.jp
推薦団体名  
「かぼちゃのがっこう」現在
「かぼちゃのがっこう」実証実験(H18.10〜11)
町屋を活用した実証実験の様子
旧家具屋を活用した実証実験の様子
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