|
土肥港みなとまちづくり構想検討調査
|
|
土肥港は、清水港を結ぶ駿河湾フェリーや、戸田漁港、沼津港を結ぶ海上バスが就航しており、駿河湾における海上交通の要衝として、多くの人々が利用している。また、平成21年春には静岡空港の開港が予定されており、土肥港を活用した“Sea&Air”による伊豆半島への新たな国際観光ルートの創出も期待されているほか、住民及び観光関係者から、土肥港を中心とした観光客の交流や住民の憩いの場として活用できる港湾整備推進のニーズを受け、本調査により土肥港の必要性を更にアピールし、今後の整備促進を進める起爆剤としたい考えである。また、近年、問題となっている温暖化問題の対策として、フェリー等の利用促進により“省CO2型交通システムデザイン”の検討も実施した。
|
|
◇ | 「土肥港を中心とした多様な連携による観光活性化協議会」の活動
・ | 土肥港を中心とした伊豆地域における国内・国際観光の促進や地域の人々との交流や周辺地域との連携による地域活性化に向けた諸検討、モデルツアーの実施等を目的として設置された。 |
・ | 国、市、学識経験者及び地元代表者など13名で構成 |
・ | 3回開催(H18年9月/H18年12月/H19年3月) |
・ | モデルツアーの実施内容に関する検討、モデルツアー実施結果を踏まえた今後の土肥港を中心とした伊豆地域観光促進へ向けた取り組むべき諸施策等についての検討・意見交換を行った。 |
|
◇ | 「土肥港を利用した伊豆市観光モデルツアー」の実施
・ | 上記協議会を主体として、土肥港と清水港、静岡空港との連携を見据えた社会実験として、1泊2日の観光モデルツアーを計2回実施した。 |
・ | 観光モデルツアーの実施内容は以下のとおり。 |
|
|
|
|
・ | 駿河湾フェリー(土肥港〜清水港)の利用を基本として体験型観光メニューを組み合わせた観光ルートを新たに設定し、一般市民を対象にしたモデルツアーを試行し、意見収集を行った。
|
・ | その結果、伊豆市観光の現状の問題点や求められる観光ニーズ等、参加者からの率直な意見を得ることができ、幅広い視点から多くの課題が浮き彫りとなった。同時に伊豆地域が持つ観光資源の魅力を再認識することもできた。
|
・ | 日頃より観光振興策に取り組んでいる伊豆市観光協会や土肥温泉旅館協同組合等の地元団体をはじめ、フェリー船社であるエスパルスドリームフェリー等との連携・協働活動を通じ、共通の目的意識を持ちながら地域活性化に向けた諸検討・議論が進められたことは意義深いものであった。今後の伊豆観光振興の新たな方向性を提示したことにより、各種取り組みの実現に向けた具体的活動が求められる。
|
|
|
|
土肥港を中心とした多様な連携による観光活性化協議会
|
|
|
|
静岡県 伊豆市 (土木部建設課)
|
|
TEL :
0558-83-5200
Emailアドレス :
kensetu@city.izu.shizuoka.jp
|
|
静岡県 伊豆市
|