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栄地区の安心・安全で快適なまちづくりの推進
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中部を代表する繁華街である栄地区の中心、錦三丁目、栄三丁目、栄四・五丁目の3地区は、盛り場としての個性を持つ一方、犯罪・放置自転車・落書き等の課題を抱えている。3地区は隣接するものの、幹線道路により分断され、小学校の通学区域も複雑であり、個性も異なることから繁華街のまちづくりという視点での連携が難しい。従って、防犯対策とまちづくりの連携による「安心して楽しめる繁華街」の実現に向けた3地区及び久屋大通・地下街計5地区での地域特性に応じた取組を開始するとともに、自分たちのまちは自分たちでよくする、というコンセプトのもと、地域の力を高め、持続可能なまちづくりに向けた取組を支援していく。
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1 | ヒアリング調査の実施
来街者に対し、利用度合い、目的、魅力等と改善すべき環境、活性化に向け取り 組むべき点について聞き取り調査を実施
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2 | 社会実証実験
5地区のワークショップにより抽出された地域課題のうち、警察・行政との連携協働のもと、地域住民が主体となって以下の実験的な取組を実施し、効果を測定
・ | 駐輪対策:錦三丁目地区の歩道に駐車されている自転車を整理し、周辺の清掃や自転車利用者のマナー遵守指導や呼びかけを実施。開始前・後の効果を測定 |
・ | 落書き消し対策:栄四・五丁目駐車場壁面等の落書きを消去、地域住民による青色回転灯車両パトロール、防犯カメラやセンサーライト設置での抑止効果を測定 |
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3 | まちづくり計画の策定
住民・事業者・商店街・関係団体・警察・行政等からなる魅力あふれる栄地区推進協議会を設立。環境浄化とまちづくりの取組の連携協働により、安心して歩いて楽しめる繁華街づくりに向けたまちづくり計画を策定 |
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○ | 地域の壁を越えた共通の課題の認識
魅力あふれる栄地区推進協議会を通じ、地域の壁を越えたコミュニティ同志が連携を図るきっかけとなるとともに、安心して楽しめる繁華街にするための共通課題について認識を深めることができた。
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○ | 地域住民・事業者・警察・行政の協働によるまちづくり活動の推進
まちづくり計画を策定したことで、それぞれが持つべき役割や取り組むべき活動が明らかとなり、安心・安全で快適なまちづくりを実施するための、防犯をはじめとする環境浄化活動について、関係者の連絡・意思疎通が円滑になるとともに、地域での新たな取組も始まった。
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○ | 環境浄化から、栄地区全体の魅力あるまちづくりへの意識形成
環境浄化から、最終目標である「歩いて楽しい、魅力あふれるまちづくり」への展開に向け、「自分たちのまちは自分たちでよくする」という気運の醸成をはかることができた。
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名古屋市
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市民経済局地域振興部地域振興課
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TEL :
052−972−3128
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