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廃校跡地を利用した地域の活性化調査
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町の西に位置する近鉄富吉駅からつづく高校跡地(平成19年3月閉校)を含むこの地域は、交通機関等の立地条件に恵まれているにもかかわらず年々まちのにぎわいが衰退しつつある。
恵まれた自然環境にある高校跡地の特性を活かし、卒業生、新旧住民等の参加により、まちのにぎわいを取り戻すためこの地区の活性化案を探り、蟹江町の西の玄関口としてふさわしい「にぎわいあるまちづくりへの再生」を描くこととした。卒業生、新旧住民等によるワークショップやアンケート調査を行い意見・提案をもとめ、また同時にイベントととして実証実験等を行うことにより多くの参加者・集客を集め多くのニーズの把握を行う。
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蟹江町の西の玄関口としてふさわしいにぎわいあるまちづくりへの再生を描くため、実証実験として廃校となる高校を会場として卒業生・在校生・町民のコラボレーションによる「Step・Up蟹高」を開催した。その中で来場者に対するアンケート調査、ワークショップを行い、この地域の活性化に関する意見、ニーズの把握を行った。
会場にはラジオ・テレビの取材が入り、また、同時に町民による廃校後の利用のための校舎施設検証や、町民が思う水郷の里・蟹江町の原風景を写真に撮って発表する環境ワークショップ等を行うことにより地域資源活用の検証を行った。
駅周辺のバリアフリーの問題点を探るとともに、駅から廃校となる高校へ向かうルートを地域資源を活用した新たな散策ルートとして模索する検証フィールドワーク等を実施した。
また、まちの回遊性検証アンケートを行い巡回バスの活用の方策を探るとともに駅周辺の商店街にも活性化に関するアンケートを行い均衡の取れた住民の意見・ニーズの把握に努めた。
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実証実験「Step・Up蟹高」、散策ルート検証フィールドワーク、ワークショップ、アンケート調査などの実践活動と調査分析結果から、近鉄富吉駅からつづく高校跡地を含むこの地域の活性化に向けた課題を踏まえた方向性をとりまとめた。
・ | 蟹江町の西の玄関口の再生として、富吉駅周辺においては、地域に根ざした商店街の活性化、富吉駅のバリアフリー化の促進、西の玄関口にふさわしい魅力ある顔づくりなどが検討された。
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・ | 廃校となる高校跡地利用としては文化教育施設、健康増進施設、福祉厚生施設、環境・防災施設などの案を得ることが出来た。
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・ | 善太川を活かした散策ルート関連では水辺の原風景を活かした散策ルートの整備、水辺環境美化の推進等の方向性を得ることが出来た。
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蟹江高校跡地利用の未来を考え実践する会
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会長 大澤昭三
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TEL :
0567-95-1111(内線221・220)
Emailアドレス :
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