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全国都市再生の推進
全国都市再生イン飯田  議事録
開催日時:平成16年7月30日(金)9:30〜12:00
開催場所:飯田市東栄町3108−1 飯田勤労者福祉センター 第1・2視聴覚室
主催:都市再生本部、飯田市
 
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議事録:

岩本参事官
 まず始めに、本日の会議のねらいをお手元の資料1で簡単に説明させていただきます。
 1ページ目をお開きください。私どもの都市再生本部の内容でございます。都市再生本部は、環境、防災、国際化等の観点から都市の再生を目指す21世紀型都市再生プロジェクトの推進や土地の有効利用といった施策を進めているところでして、内閣総理大臣を本部長とする組織でございます。
 2ページ目には、都市再生戦略チームの説明がございます。座長に伊藤滋先生をお願いしまして、本日は大垣先生、落合先生、残間先生にお越しいただいております。
 3ページ目に、我々の業務内容を簡単に説明しております。「全国都市再生の推進〜稚内から石垣まで〜」というのがございます。この中で、「地方公共団体等の提案に基づく共通的課題の検討、プロジェクトの具体化」で環境共生まちづくりというのがあります。飯田が、この環境共生まちづくりの一つの事例になっております。
 あと、全国都市再生モデル調査ということで去年は171件実施しましたが、こちらの飯田もその中の1件になっております。その中で優良事例を選びまして、全国都市再生最前線での展開、全国10都市で集中的に開催ということで飯田が選ばれまして、私どもがこちらにやってきたわけです。
 次の4ページ目に、全国都市再生最前線での展開ということで、今年は10か所で行っている次第でございます。都市再生戦略チームのメンバーと国の関係者が実施地域に赴き、地元の関係者と一堂に会し、議論をするのが本日のねらいということでございます。
 出席者のご紹介ですが、時間の関係もございますので、出席者リストの配布をもって、ご紹介に代えさせていただきます。報道関係の皆様には、閉会後取材の場所を設けますので、移動していただきますようお願いいたします。
 それでは、まず最初に、都市再生戦略チームを代表いたしまして、残間先生からご挨拶をお願いしたいと思います。

残間委員
 残間でございます。
 私は、広報の仕事をしておりますので、それぞれの街が今何をやろうとしていて、それをどこに伝えようとしているのか、私なりに見せていただいて、いい事例は広く世の中に広めてまいりたいと思っております。
 こういう会議を通して、皆さんは果たしてどんなことが起こり得るのだろうかと気になさっているかもしれませんが、この会議の成果として、魅力的な街づくりをしている地域を回っているわけですので、その地域でなされようとしていることが先進事例として他の地域にも影響を与えるものであってほしいと願っておりますし、それを積極的に支援していきたいと思っております。また、民間のお金を招き入れるようなことができるかどうかも含めて様々な知恵を出している地域に行って、事例を見せていただいて応援をしたいというのがこのチームの趣旨です。
 伊藤座長は常々、「いい地域、やる気のある地域には、大いにえこひいきをしていきたい」とおっしゃっていますので、やる気のある所、知恵を絞っている所こそ、それなりの支援が行くべきだろう、そのために民間人でこのチームが結成されているわけです。それから、総理、官房長官に定期的に報告していますので、是非具体的な地名やそこで一生懸命やってらっしゃる人たちのことを固有名詞としてもきちんと上げていきたいとおっしゃっています。
 昨日から視察をさせていただいていますが、この地域にも新しい大きなムーブメントが起こりそうだなと感じております。これから、皆様のプレゼンテーションあるいは地元の皆さんの率直で忌憚のない正直なご意見を伺わせていただいて、これを持ち帰りまして、事務局、他の委員と懇談をして、その先に伝えるなり広めるなりしていきたいと思っております。

岩本参事官
 ありがとうございました。
 続きまして、飯田市の田中市長からご挨拶を頂くとともに、本日のテーマでもあります「環境共生まちづくり」につきましてもプレゼンテーションをお願いいたします。

田中市長
 飯田市長の田中でございます。
 本日は、「全国都市再生イン飯田」を開催させていただくことになりました。都市再生戦略チームの皆様方、また、国、県、地元関係者、地元産業界、NPOの皆様方、お忙しいところお集まりいただき感謝申し上げます。
 本日お集まりいただいた市民の皆様は、地元で飯田のまちづくりに長い間貢献いただいている方々でございます。
 このような方々と一堂に会してこのような会議が開催されることは、飯田市を全国に情報発信する良い機会になることを期待しておりますし、飯田市について理解を深めていただければ幸いであります。
 飯田市の語源は、「結いの田んぼ」から来ておりまして、「結い」は「協働」、まさしく市民・事業者・行政の「コラボレーション」でございます。
 飯田市のシンボルに「りんご並木」がございますが、今から50年前、昭和22年の飯田大火後、焼土と化した市街地に地元の中学生が「自分たちの手で美しい街並みをつくりたい」という気持ちから誕生したものでございまして、まちづくりのシンボルでございます。
 もう一つ、飯田市のまちづくりの原点に「ムトス」がございます。これは広辞苑の最後の言葉「〜んとす」から来ており、自分たちのまちは自分たちでつくろうという主体的、自発的な考えであり、行動そのものであります。
 平成8年度策定の第4次飯田市基本構想で掲げた飯田市の目指す都市像は「人も自然も美しく、輝くまち 環境文化都市」であり、飯田市では環境が一つの文化として、ごく自然に定着しているまちでございます。
 飯田市が取り組んでおります環境施策が、各方面で評価されております。第2回日本の環境首都コンテストでは総合4位、人口規模別では1位になりました。自治体環境グランプリ2004では、環境大臣賞とグランプリを同時受賞しております。このように飯田市の環境施策全体が総合的な評価を受け、本年5月に第12回環境自治体会議飯田会議を開催いたしました。3日間の開催期間に全国から延べ約3,000人の方々の参加を頂き、環境問題について議論や活動報告、情報交換などを行い、交流を深めていただきました。
 地域経済、社会の活性化を目指した多面的な取組と、自立的、主体的な地域ぐるみでの環境活動が高く評価されたもので、今後より一層の取組を市民、事業者の皆さんと共に、環境共生まちづくりを継続していかなければならないと決意を新たにしております。
 本日の意見交換を通しまして、今後の施策を考える上で皆様方の貴重なご意見を頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 本日のテーマであります「環境共生まちづくり」につきましては、挨拶の中でも申しましたように、飯田市では市民、事業者の皆様といろいろな取組を行っており、地域の中で歴史や風土を生かした特色あるまちづくりが行われております。
 特に、本日お集まりの皆様と関わりのある天竜峡エコバレープロジェクトにつきましては、第4次飯田市基本構想の重点プロジェクトとして、「環境と調和する、産業と交流の拠点づくり」を目標に、現在事業展開を行っているところでございます。
 天竜峡エコバレープロジェクトは、「あばれ天竜」と呼ばれた天竜川の災害常習地帯に治水対策事業を行い、生み出された約100haの土地を対象に土地利用を進めるものでございますが、この地域内だけでの事業展開ではなく、この地域で生み出された新たな産業や商品、流通システムの成果をこの地域全体に展開していこうとするものでございます。
 竜丘地区におきましては、地元産材を活用した環境共生住宅の整備を計画しております。川路地区では、農林業の再生と活性化を目指した農林業に関連した企業誘致を図っております。土地改良事業により農地整備された龍江地区では、農業法人による体験型農業の事業展開が既に行われております。
 当プロジェクトの特徴は、地権者の方々が土地管理組合を組織され、個人の土地であっても土地利用については、土地管理組合による一体的土地利用を行うという点にございます。このことにより、住宅を建て、住み手になる方や立地された企業の方と土地管理組合、地元自治会とが連携を取り、環境や景観、人々の交流などに配慮した環境共生まちづくりを目指すものでございます。
 当地区においては、地元の方々と行政でモデルプランを策定し、まちづくりを進めてきたわけですが、プロジェクトでは美しい街並みや景観と環境共生住宅の検討、農林業を基盤とした新たな産業の創出や、バイオマスなど新エネルギーの活用など、多角的に事業を展開していかなくてはならないものでございます。このような状況において、まちづくりの専門家によるアドバイスを頂いてプロジェクトを実現させることを考えました。
 そこで、後ほどご発言を頂く3人のプロデューサーの方々に、当プロジェクト実現のためそれぞれの専門知識とこれまでの実績を生かしていただくよう、ご協力をお願いしたものでございます。
 現在、團紀彦マスターアーキテクト、赤池学プロデューサー、金谷年展プロデューサーの方々と地元関係者や行政職員と連携して、環境共生まちづくりを進めているところでございます。
 天竜峡エコバレープロジェクトは、内閣総理大臣を本部長とする都市再生本部で全国7か所の「環境共生まちづくり」モデル地区に選ばれております。このことにより、今後更に、環境への負荷の低減と循環を基調とする社会経済システムの実現と自然との共生を目的としたまちづくりに関連した取組を進めてまいりたいと考えております。
 最後になりますが、本日お集まりの皆様方にいろいろな方面からご協力いただき、天竜峡エコバレープロジェクト実現に向けて、更に事業推進を図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

岩本参事官
 ありがとうございました。
 市長からご紹介のありました「天竜峡エコバレープロジェクト」のプロデューサーの3名の方々から、順番にプレゼンテーションをお願いしたいと思います。

團マスターアーキテクト
 團でございます。
 マスターアーキテクトという言葉なのですが、今回の飯田の天竜峡エコバレーの中で出てきたわけですが、日本でまだ前例のないこういった言葉、行政的に言葉をですね、こうして蒔かれた種をどうやって育てていくかという視点で地元の方々と考えていくスタンスでお役に立ちたいと思っているところです。
 実際誤解を生みやすいのは、上意下達の、例えばパリのオスマンがやりましたような、行政側が土地を収用してそれぞれにマスターアーキテクトを貼り付けていきながら絵を具現化していく、という言葉に似ているところから、大きな誤解を生みやすい言葉だと認識しておりますし、この1年間、地元の方と言葉に対する解釈と意味を考えて続けていくというところからスタートしました。
 この3地区は、水害から立ち直って土地の所有権と利用権を分離するという極めて類い稀な判断を自治会の方たちがされたということでございます。一つは、こうした場所というものに対して、従来型の土地の利用、利活用に加えまして、それを更に、街並みの視点であるとか環境の視点というところで誰かがそれを更に高めていくというような、そういうところで役割を認識しております。
 簡単にご説明します。右下が竜丘地区で、住宅地区100棟の住居ということで先行しておるところでございます。左上が川路、ここはエコファクトリーパークということで、食品、木材の産業を誘致することを前提としています。竜丘が先行していることから、私が参画する段階で既に事業コンペが済んでおりまして、地元の事業者の方を中心に計画が進んでおりました。
 その事業の性格等を高めながら、どのようにしていったらより広域的なデザインの部分が高められるかという視点に立ちまして、これが100棟均質な分割、また、水路等も街路の内部にあってこれがどういった形でメンテナンスがなされていくのかというようなことがございまして、それぞれの街区の減歩率がまちまちであったというところから、平準化を試みながら水路をメインの通りに出してこよう、そしてまた、メインの通りに街並み、将来商業が発生した時に住居タイプを大きく街並みを変えずに商業を中に入れ込むような街並み型のタイプを出してきたらどうかということで、これを二つのタイプに分解するという提案をしました。これが先の業者の方々と話し合いながら、こういった形に変移していきました。どちらかというと、単体の建築物よりも水路のある街並みということで、街並みが一つの  になる広域的なデザインということで頑張ろうと進めてまいりました。これらは、水路を中央に寄せて町屋型と独立住居系の形式です。
 正式に信州飯田エコビレッジという会社が出来ましたが、こちらの会社の事業性ということを損なうことなく、むしろ高める形で全体の整備を行っていこうと。そして、マスタープラン室を設立するよう提案をいたしました。理念といたしまして、3分の1が地元の建築系、土木系の若手の方、3分の1は地元の建築事務所の若手の方たち、3分の1がボランティアの学生の方たちから、広域的な街並みのデザインを整備するためのマスタープラン室というものを設立いたしました。
 なるべく絵を書いて、絵が先行して、ある種の権限の下に絵を強引に具現化していくということではない形で何とか進めていきたい。もう一つは、住民の方たちがまだ発生してないわけですが、住民の方たちの視点に立って、上意下達ではなくて、下から上がっていくような意見集約をしていくようなマスターアーキテクトということでございます。
 この川路地区に関しましては、いくつかの工場が出てきた時に、ばらばらな外観を持つのではなくて、例えば、隣同士の敷地の間に共通な広場を持とうということを、それぞれの工場の設計者、建築家がマスタープラン室に片足を入れていただきながら、共同で共通の広場あるいはエネルギーシステムをやっていこうではないか。つまり、マスタープラン室あるいはマスターアーキテクトが出てくることによって、地元の建築家の方たちとのネットワークも高めていって、地元での人材を中心に将来のまちづくりを担っていったらどうかということで現在進めているところです。

赤池プロデューサー
 新産業担当のプロデューサーをやっております赤池です。
 スローバイオマスの考え方ですが、多様な内発型の産業を飯田市の中に作っていこうという基本的な考え方と、一部進んでいる構想をご紹介します。
 従来型の大規模なバイオマスエネルギープラントを作るのではなく、市内に分散している多様な生物資源を、地域の1次産業、2次産業、3次産業と連携させながらビジネス化をしていこうじゃないかというのが基本的な考え方です。
 例えば、ダムに溜まる流木や土砂といった物を農業資材、ガーデニング資材あるいはエコ建材にしていこう、似たような発想を飯田市の中で組んでいけないか。工場から出てきた食品廃棄物を有機堆肥化して、地域の有機の生産者を組織化していきながら、地域の新しい有機ビジネスを展開していくということが多様に組めると思います。先ほどお話のありました川路ですが、食と農、林と住というテーマで、こういう考え方の企業を誘致していきながら、地域の中で作っていこうというのが基本的な考え方。
 これからは、地域のニーズに応えていくボランティアサービスとかコミュニティビジネスといったものが求められる。そういったものを作るためにコネクションビジネスと書かせていただいていますが、1次産業、2次産業、3次産業、まさにコネクション、リエゾンのような機能を持たせながら、成果の上がったものを順次大手企業と組んだマスプラント化をしていく、また、地域のNPOとコミュニティビジネス化していくということを考えております。現在、コネクションビジネスについては、ビジネスプラン室という新しい組織を設けながら、様々な地域の事業者あるいは大手の企業とプラットフォーム化していこうと構想を進めています。
 先ほどのバイオマスですが、未活用のバイオマスを地域の内発型産業にしていこう。そういった時に、既に動いている有機の里づくりの事業ですとか、あるいは飯田発のバリアフリー型の施設農業、そうしたものと連携していこうじゃないかと考えています。
 例えば、どんな製品が作れるか。ヒノキの廃材を利用した健康型の畳を作っていく。地域の木材を使ってユニバーサルデザイン建材のようなもので市場化が可能になってくる、そして、バイオマスを活用しながら地域の2次産業を同時に底上げしていくというような基本的な設計感を持っています。
 あるいは、飯田地域には伝統養蜂が残っている。観光資源化していくと同時に、蜜ろうのようなものを形にしていく。スギのチップなどでエコバイオトイレを地域の観光施設に結び付けていく。
 あるいは、超越紙は耐火性、撥水性が出てきます。この技術を持っている企業と飯田の建材メーカーと繋いで木材に転化していく。耐火性の高い、撥水力の非常に高い新しい超越木材といったものが作れるだろうと技術開発している。こうしたものを組み合わせて、地域独自の飯田型の健康住宅といったものをビジネスモデル化していく。そうした中で、新しい工法を飯田からどんどん立ち上げていく。
 エアサイクルハウスがありますが、従来型の住宅ではなく、地域のダンパーの技術あるいはセンサーの技術を使いながら、エネルギーが低くても循環換気を行いながら除塵、除湿を行っていく。そうした時に、活性炭のような地域のスローバイオマスの資源を使っていくといったことも可能です。
 次は、大阪ガスと飯田市を繋ごうという構想ですが、VA菌根菌の技術をエコハウジングビレッジ、エコファクトリーの緑化に使っていく。新しい発想の地域の造園技術を生かして、地域運動に発展させながら景観形成を行っていくというようなことも考えています。
 バイオマスをバイオエネルギー化した時に出てくる消化液を液肥として施設型の農業を展開していく。栽培ベッドに足を付けると、高齢の方々、障害を持たれた方々にも、施設で、良質で付加価値の高い農業を行っていける。こうしたものが飯田発のバリアフリー農園システムとして発信していこうじゃないか。
 シルクの持っている機能を生かした商品開発をしているが、こうしたものを地域の農業者とかファクトリーパークから開発されていく良質な食材に機能性を持ったシルクを転化させながら、付加価値の高い機能性食品を作っていこうではないか、大学との連携を前提に考えています。
 気球を用いて急傾斜地で間伐を行ってしまおうという構想も進めています。一番のポイントは、地域の生活者の方をもう一度地域の山や間伐に目を向ける。イベント性を持たせる形で林業者を支援していこう。
 これまでのバイオマスというのは、どこからむりくりにコストをかけて集めてきて大規模なプラントでエネルギー化するという考え方だったわけですが、例えば、これが可動式のモバイルプラントにしたらどうか。発生源の所にシステムを積んだ車を移動していく。それを発電しまして、今度はエネルギーを必要としている所に車で行って電力を供給していく。マルチに使える可動型のモバイルバイオマスといったものを飯田発で発信していこうじゃないか。
 こうしたものを地域の方々、建材商社の方や周辺地域のビルダーの方々が飯田発の建材と出会えることができるパークのようなものをファクトリーパーク内に作っていこう。
 こうしたものをいろいろ集積してみますと、エコリビングステイ飯田と仮タイトルがついていますが、バイオマスステイ飯田、地域の良質な食材、良質な建材で作られた宿泊施設的なアンテナショップを作っていこう。
 こういう成果が上がってきた時に、NTTと連携して、例えば、観光旅行者に携帯を使ってどんな取組をしているか受発信できる仕組みを展開していく。新しい地域材を使った小型の車を、このエリアの中に将来的に実験的に走らせていこう。
 こういうことをやっていきますと、旧来型の提言するだけ、ボランティアするだけ、運動するだけのNPOではなく、きちんと構想については研究開発するNPO、あるいは実践については地域の様々な技術を生かして広域型のものづくりなどを行っていく事業型のNPO、そうした取組の健全性、あるいは持続可能性を評価していく専門性を持った認証型のNPOをきちんと地域の中に作っていく。
 こうした機能をどんどん新しい新領域型の発想を既存の組織に展開しながら、多くの企業のノウハウをこのデバイスを通じながら地域の中に移植していくという流れを考えております。

 
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