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都心環状線は、高崎市の都心部の骨格となる環状道路で、520mが未整備である。地区内には、老朽家屋、未接道建物が密集し、通常の土地区画整理事業や街路事業での早急な整備は一般的に長期化し、ここでは現実的でない。そこで早期に都心環状線の整備を行うため、地域の現状を踏まえ、従来の整備手法にこだわらない整備手法のスキームについて検討を行なった。さらに、地区整備にかかわるまちづくりNPO団体の活動状況を把握し、都心環状線を軸とした中心市街地の住民とのコミュニケーション、期待について調査を行なった。また、調査対象地域には旧中山道を中心に歴史的な資産が残されており、NPO団体が中心となって歴史的街並みの再生や活性化のために活動している。 |