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川越中心市街地には多くの歴史的建築物が残る。当会では、町並みなどを検討する地元委員会へのアドバイス活動や歴史的建築物を利用したイベントの開催、保存活動、広報・啓蒙活動などを行ってきた。
平成15年度は全国都市再生モデル調査を活用し、歴史的建築物の中で市が購入し活用方策が決まっていない鏡山酒造跡地をモデルとし、周辺との連携と機能分担を考えながら、中心市街地における既存ストックの活用方策を市民参加で検討し、民間・行政・大学の新しい関係の構築を図り、都市再生のシステムづくりに取り組んだ。鏡山酒造跡地に親しむことを通して、まち・歴史・鏡山を知り・共に考え、人的ネットワークづくり・地元住民の共通認識を育むなどの仕組みづくりを目指した。 |