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東京都心西北地域は西南地域と比較すると、公園・緑地等のオープンスペース面積が不足し、文化・情報の発信や先端的な機能立地の印象が薄く、防災上の問題も抱えている。本調査は、戸山公園及び早稲田大学を中心とする東京都心西北地域を対象に、(1)大学キャンパスの再生と連携した地域再生(2)都市内の緑地・オープンスペースのダイナミックな再編成による環境まちづくり(3)大学キャンパスを中心とした地域熱供給システムの導入による地球環境への寄与(4)都心部における広域防災拠点、災害対応拠点の形成をテーマとする都市再生プロジェクトを検討し、「都の西北地域」を首都東京の中で独自の個性と役割を持った地域へと再生するものである。 |