都市再生本部
HOME 都市再生本部 会議情報 都市再生プロジェクト 民間都市開発投資の促進 全国都市再生の推進 都市再生レポート 関連情報 リンク
HOME 全国都市再生の推進 桐生市
全国都市再生の推進
ノコギリ屋根工場を創造の場へ
群馬県
ノコギリ屋根工場を文化・芸術活動の創造の場として活用
ノコギリ屋根工場を地場産業の技術伝承の新たな苗床として活用
ノコギリ屋根工場を産業観光の核として活用
調査名 ノコギリ屋根工場群の活用による都市再生
取組の概要 地域固有の資源であり、近代化遺産としても位置付けられるノコギリ屋根工場は、かつて織物のまち桐生の繁栄を生み出し、現在はその役目を終えたかのように見られているが、実は潜在的なパワーに満ちた建物である。
ノコギリ屋根工場の現代における再生活用は、単なるレストレーションに止まらず、市民の誇りと自信につながる大きな潮流を生み出し、地域再生のコアとなるものである。ノコギリ屋根工場の活用を通して、桐生の活性化をもたらし、アーチストやデザイナーなど文化人の集積による日本の生き方を指標するようなまちづくりを目指している。
取組内容 桐生市内に残るノコギリ屋根工場群は約200棟以上と言われ、全国一の数を誇る。
産業資産であり、近代化遺産としても位置付けられるノコギリ屋根工場は、かつて織物のまち桐生の繁栄を生み出し、現在はその役目を終えたかのように見られているが、実は潜在的なパワーに満ちた建物であると考えている。
ノコギリ屋根工場を保存し、かつ再生させるため、多角的な視点から活用スタイルを提案・実践することで、他の地域にはないオンリーワンの魅力づくりにより、かつての産業集積を新たなまちづくり(国際的な文化・芸術・教育・観光・情報等)の核とすることは出来ないか。桐生がここ数年来、追い求めてきた課題であった。
それには、ノコギリ屋根工場の操業の有無、現在の活用や所有形態などの実態の把握が不可欠であったが、このたび都市再生モデル調査事業として、残存するノコギリ屋根工場の全件調査を行った。
今回の調査では、ノコギリ屋根の歴史的な成り立ちや現在の役割、問題点、新しい息吹を感じさせる活用例など多面的に検証したうえで、都市再生に向けて、(1)文化・芸術活動の創造の場としての活用、(2)地場産業の技術伝承の新たな苗床に、(3)産業観光の核としての活用−の3つの提言を行い、活動を展開していくことにしている。
まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
すでに無鄰館のケースのように、アーティストたちの工房として活用されているノコギリ屋根工場もあり、若いアーティストたちが活動する東七丁目工場、東京芸術大学の学生や教授たちの芸術活動の拠点となっている桐生森芳工場など、文化芸術面での大きな波及効果が見られる。
また、美容室、ギャラリー・劇場、飲食店と様々な意識的な活用が顕著になっている。調査の結果、潜在的に活用できる工場もリストアップが可能になったことから、貸し手と借り手をつなぐ「ノコギリ屋根連絡協議会」のような仲介組織の立ち上げを急ぎ、併せて活用へのアドバイスやサポートが出来る体制を整えていく。
応募団体名 ファッションタウン桐生推進協議会
リンク 桐生商工会議所
http://www.kiryucci.or.jp
部局/担当者名 桐生商工会議所総務課・石原雄二
連絡先 TEL : 0277-45-1201
Emailアドレス : ft@kiryucci.or.jp
推薦団体名 桐生市
(C) Copyright : 内閣官房 都市再生本部事務局
〒100-0014 千代田区永田町1−11−39 永田町合同庁舎3階 TEL03-5510-2151