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全国都市再生の推進
中山道を軸としたまちの再生
埼玉県
NPO、市民団体等との連携による街並み探検の実施
歴史・景観スポットの発掘
歴史を活かしたアーバンデザインの検討
調査名 さいたま歴史〜みらい軸構想検討調査
取組の概要 さいたま市は中山道の宿場町として発展し、街道沿いには調神社・氷川参道等歴史的な資産が残されている。一方旧浦和宿と旧大宮宿の中間にはさいたま新都心が整備され沿線の景観上のアクセントとなっている。反面、当該エリアは開発圧力が高くマンション建設が顕著であり、街道・宿場町としての面影が年々失われ、また市民の歴史資産に対する認識・理解度が薄いのが課題である。
このような背景のもと、本調査では次の目的を持ってモデル調査を実行した。
市民とともに歴史資産や地域資源の再発見を行う
開発が進む現状も踏まえつつ、歴史的要素と現代的要素との調和を図る
中山道を軸とした、歩いて楽しい、住んで楽しいまちづくりの提案を行う
取組内容

中山道沿道の歴史的・文化的な資産を再確認するために商工会議所やまちづくりのNPO等と連携しながら、大宮ルート、浦和ルートの2回に分けて、街並み探検を実施した。その結果をワークショップ形式で取りまとめ、歴史・景観スポットランキングやそれらの改善すべき点を抽出した。
また、中山道の浦和宿の街並み形成の履歴を調べ、今後の都心居住との調和のあり方や地区の再生計画について検討を重ね、学識者(早稲田大学佐藤教授)を招いての意見交換会も実施した。今回のモデル調査を実施することにより、地域の宝となる資産や課題を再認識することが出来た。

まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
近代都市と歴史資産の融合や、氷川参道等で取り組む歴史・環境軸の再生との相乗効果を期待し、まちの活性化と魅力アップをねらいとして、NPO・市民団体・行政の連携により調査・検討を行ってきた。浦和・大宮・与野の三市合併により誕生したさいたま市域においては、これまで旧市の時代にそれぞれ地域資源の整備が図られてきたが、結果的にさいたま市として一体感を醸成するものではなかったといえ、今回、旧三市を貫く中山道とさいたま新都心を中心に「歴史〜みらい軸」という視点で調査・検討を行うことにより、改めて我がまちの良さ・課題を認識することができた。
今後、魅力あるまちづくりを実現するために、その具体的な展開へ向けた取り組みを着実にかつ積極的に行っていくためにも、本調査はその先導的な役割を果たすことになる。それらを将来に継承していくためには、次年度以降、その具体的な取り組みを「まちづくり交付金」等活用しながら官民協働で進めていくことが重要と考える。
応募団体名 さいたま市、都市づくりNPOさいたま(NPO法人)、市民文化センター(任意団体)
リンク  
部局/担当者名 都市局都市整備部整備企画課/土屋・田中・森田
連絡先 TEL : 048-829-1449
Emailアドレス : seibi-kikaku@city.saitama.lg.jp
推薦団体名  
(C) Copyright : 内閣官房 都市再生本部事務局
〒100-0014 千代田区永田町1−11−39 永田町合同庁舎3階 TEL03-5510-2151