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池袋で映画を観よう!映画で特色ある街創り
東京都
民間企業が主体となった地域密着型・産官学連携プロジェクト
既存の施設・設備を活用した展開
同業種民間企業の任意団体と行政との有機的な連携
調査名 映画による「まち」の再生・活性化
取組の概要 池袋シネマ振興会は池袋の映画館の活性化・映画の振興を目的として2003年8月に結成した任意団体。時にはライバルでもある豊島区内の全映画館(7社9館19スクリーン)の支配人と3社のパートナーズ企業で運営。主な活動として、類い稀な映画館連合フリーペーパー「buku」(季刊)の発行を中心に、HPや「buku」持参すると毎月29日の映画入場料金が1000円になる”buku割り”を実施。また、試写会や西口公園を使った映画イベントを仕掛けるなど、来街者と共に盛り上がる企画を行う。今回の選定では、ニーズのある託児サービス、地元の方々や学生とのワークショップ、地元企業や商店街との協議会の発足にチャレンジ。
取組内容 ニーズがありながら資金的 な問題等でなかなか実現できなかった託児サービス”シネマたっく”を、池袋駅周辺の東西2ヶ所で3日間実施。申込開始後、3日間で予約が約90件、子供は約120人を受付。若い20代の主婦で「この様なサービスを初めて利用した」という方が多く、マスコミを含め大きな反響を呼んだ。申込の状況や利用者のアンケートなどから、喜びの声と同時に、託児に関する様々なノウハウ・データを収集する事ができたので、今後は定期的な実施に向けて生かして行きたい。立教大学にて開催したワークショップは、振興会や区に対する要望を直接伺うことができて、刺激的で貴重な機会になった。また、新たに発足した”まちづくり協議会”では、商店街、百貨店、商工会議所、地元関連の方々と有意義な情報交換ができた。今後も継続して開催していく事になり、今まで以上に幅のある自由な企画を実現できそうだ。
まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
●「シネマたっく」は予約90件のうち約80%が区外からの申込者で、ほぼ全員が映画の時間+αの時間を、池袋のお店で夫婦や友人と過ごしている。今後も”映画+まち”で経済効果と特色あるまちづくりに貢献して行きたい。また、振興会の活動や「シネマたっく」に関するTV・新聞・ラジオ等でマスコミ取材が多数あり関心の高さをを示した。記事の露出による池袋のプライオリティUPにも貢献。
●としま未来文化財団を通して、”まちづくり協議会”は継続して開催していくことになり、前述した”buku割り”の発展や定期的な”シネマたっく”の開催、地元との連携したキャンペーンなど、今まで以上に来街者と盛り上がれるサービスの提供へ、拡大していく事を期待をしたい。
●ワークショップで得られた「どんな映画を上映しているか現地でわかる場所がほしい」や「池袋の魅力が伝わる観光アンテナショップ」という案は、豊島区の観光案内所設置との連携やまちづくり協議会をとおして実現させて行く予定。
●行政サイドで進められているロケーションボックス(撮影の誘致)とも連動して行く事で、文化の一翼をになう映画をキーワードにした特色あるまちづくりが加速していくものと思われる。
応募団体名 池袋シネマ振興会
リンク 池袋シネマ振興会公式HP
http://www.c-buku.net
部局/担当者名 広報・モデル調査担当/東京テアトル株式会社 沢村敏
連絡先 TEL : 03-3561-8567
Emailアドレス: bbbin@msd.biglobe.ne.jp
推薦団体名 豊島区
池袋シネマ シネマたっく1枚目
池袋シネマ シネマたっく2枚目

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