<実施項目>
1.基礎資料の整理
狭山丘陵の保全・活用の基礎・骨格情報として、その現状および経過について、整理を行った。
工夫点:今回の資料で全容が把握できるよう一元的に整理した
●現況調査の実施 ●自然環境の経年変化の把握 ●緑地制度、取組調査の実施
2.行動計画等の作成
整理した基礎資料を基に、「首都圏の都市環境インフラのグランドデザイン」における狭山丘陵の目標像実現へ向けた、協議会での取組について提案した。
工夫点:協議会において自由な意見交換ができるよう、拘束力を持たず随時見直しのできる緩やかな行動計画を作成した
●施設別の管理方針等の整理 ●行動計画の作成
3.ケーススタディの提案・実践
上記の行動計画のうち、狭山丘陵の協働による利活用や保全に向けて、実効性の高いものについてケーススタディとして具体策を提案・実践した。
工夫点:協議会での目に見えた成果が得られるよう、具体的な取り組みも実施した
●共通パンフレットの作成 ●現地視察の実施
<課題等>
・自治体毎に保全や活用のための制度・手法が異なっており、共通の取り組みへ向けた摺り合わせが困難である。
・制度改正による保全の促進や公園整備の促進などは、協議会構成員だけで解決できる課題ではなく、当面協議会で実施できる項目としては利活用へのソフト事業展開に限定される。
<今後の予定>
・丘陵地の一体的な利用促進へ向けたモデルコースの設定やサイン・アクセス改善のため、協議会合同の現場調査を実施し利用ネットワークモデルを策定する。
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