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全国都市再生の推進
人間を育む都市再生
神奈川県
大学キャンパスとその立地を活かした大学と市の連携プログラム
幼児から高齢者までをカバーする大学を拠点とする都市再生
調査名 大学と市の連携による人間を育む都市再生 ACT (Age-free Campus Town)プロジェクト
取組の概要 東横線日吉駅、および横浜市営地下鉄日吉駅(2007年開業予定)を中心として、慶應義塾大学と横浜市の連携により、キャンパスを中心としたエリアの「人間を育む都市」としての再生を目指す。働く女性の支援、ベンチャー企業育成、生涯教育、地域の健康増進などを通して、子供、学生、社会人、そして、高齢者までが集いつつお互いに生涯に渡って生き生きと学ぶ環境を整備し、人間を育む都市再生を目指す。地下鉄新駅の開業に合わせて、日吉地区に保育所、ビジネススクール、SOHO支援施設、ベンチャー支援施設、スポーツ施設を計画し、大学の研究教育の場であると同時に、大学施設等を有効に活用した都市再生の拠点を形成する。
取組内容 「人間を育む都市」とは、幼児・児童から青少年、学生、働く女性そして高齢者までが、健康に、ビジネスに、生涯学習に、研究開発に、幅広く学び、新しい知の創造をすることができる都市である。そのためには、すべての世代の交流と互助を推進するための様々な組織のネットワークと知のネットワークが必要となる。また具体的にプログラムを運営するための仕組みが必要である。さらに、それらを支える空間的仕組みとキャンパスタウンとしての空間像が必要である。そこで、(1)大学と市の双方にとってプラスとなる新たな事業の検討、(2)施設の運営において連携できるプログラムの検討、(3)連携のためのキャンパス空間のマスタープランを検討する。本調査では、横浜市のリソース、慶応義塾のリソースを把握するとともに、それを組み合わせることによって可能となる連携プログラムの検討した。さらに、平成17年度に開通する市営地下鉄4号線の日吉駅を核として、その出入り口のデザイン、そこから展開するキャンパス空間の基本的なデザインの考え方、そして既存のキャンパスの各種施設や緑地、陸上競技場の活用方法などについて検討しながら「人間を育む都市再生AgeFreeCampusTownプロジェクト」のマスタープランを検討した。今後は、具体的な連携プログラムの実施へ向けて検討を継続して行い、具体的な施設計画の実施とあわせて本プロジェクトの実現を目指す。
まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
大学は、都市の中でまとまった広大な敷地を有している。都市に与える影響は極めて大きい。これまでも大学と市では、公開講座、市民講座の開催、ベンチャービジネスなどの産学連携において積極的におこなれてきたが、具体的なキャンパスを中心とする街づくりという視点での連携はこれからといえる。これまでの大学はある閉ざされた領域(キャンパス)での主に学生を対象とした教育・研究施設であって、市による福祉、文化・教育、地域健康増進などプログラムとは別々に行われてきた。これらのプロウグラムを大学キャンパスを中心とするエリアを拠点として相互に有機的に連携しながら行うことにより、幼児から高齢者、働く女性まで、あらゆる世代が大学を中心として育まれる都市再生が可能となる。
応募団体名 慶應義塾 横浜市北部地域都市再生検討研究会
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部局/担当者名 慶應義塾大学理工学部専任講師 岸本達也
連絡先 TEL : 045-566-1424
Emailアドレス : kishimoto@sd.keio.ac.jp
推薦団体名 横浜市
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