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全国都市再生の推進
アジアのパワーを活かした都市の活性化
神奈川県
新産業創出のための土地利用転換の方策と具体的な基盤整備の提案
先端的な研究開発拠点の形成、神奈川口構想との連携
アジアの起業家育成などを通じたビジネスチャンスの拡大
調査名 アジア起業家村構想による都市再生の貢献調査
取組の概要  川崎市には、高度なものづくり技術の集積、200を超える研究開発機関、世界的な規模で展開する大企業、公害を克服した環境技術の集積など、他地域にはないポテンシャルがある。しかしながら、川崎の臨海部は、産業構造の転換と経済のグローバル化により、大企業の生産拠点の海外移転、中小企業の縮小廃業など、産業基盤の集積が大きく揺らいでいる。
  そこで、地域経済活性化や国際貢献の切り札として、地域のポテンシャルを活かし、アジアのパワーを取り込みながら、ベンチャーの創業と国際的に活躍する企業の立地を図る「アジア起業家村構想」を進めている。この構想の推進が都市再生緊急整備地域の整備目標にどのように貢献するかをテーマに調査を実施した。
取組内容  アジア起業家村構想の拠点は、都市再生緊急整備地域であり、複合市街地の先行的形成が「整備の目標」とされている。そこで、川崎の地域ポテンシャルを評価・検証し、構想の推進による川崎臨海部まちづくりへの効果を把握するため、
アジアパワーと連携した環境、新製造技術等の新産業創出の可能性、
同地域の人材、企業等を誘致した場合の地域への経済波及効果、社会的影響、
新産業創出のための土地利用転換の方策と具体的な基盤整備の提案、
アジア企業とノウハウある市内企業とのパートナーシップの提案
について調査・分析を行った。
  また、アジアとのビジネスチャンス拡大とともに、環境関連技術の海外移転等による国際貢献を目指した地区の事業計画を検討した。さらに、事業実現に向けた企業、関係団体、地域の役割・位置付けを明確化するため、座談会の開催、市民フォーラムを開催した。今後は、市内企業や市民との協働をテーマとした市民フォーラムを各地で開催する。
まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
 アジア起業家村構想を推進することにより、(1)「工業都市」から「環境調和都市」へパラダイム転換の契機、(2)技術・人材交流が増大し産業コミュニティ」の形成、(3)対事業所・対個人サービスなどソフト事業の増大、(4)雇用創出効果の発生と自治体の税収増がまちづくりの効果として挙げられる。
  また、地域への貢献として、(1)川崎の産業・技術のポテンシャルとアジアパワーとの協働、(2)環境関連施設等のシステム技術産業の創出、(3)新材料製造技術やソフトウェアの開発、(4)アジアの発展段階に応じた技術・製品の産出・提供、(5)共同研究や技術交流を目指したアジア企業進出が見込まれる。
  経済波及効果としては、都市再生緊急整備地域に、起業家育成施設、複合施設、業務施設、集合住宅等の基盤整備をした場合、民間整備投資額(150億円:213億円)に対して、経済波及効果(478億円:768億円、うち起業家村稼働効果は、211億円:374億円)、税収効果(10.3億円:17.6億円)が込みまれる推計を行い、今後の基盤整備の在り方に指針を提供した。
応募団体名 川崎市
リンク http://www.city.kawasaki.jp/
部局/担当者名 経済局アジア起業家支援事業推進室
連絡先 TEL : 044-200-2361
Emailアドレス : 28asia@city.kawasaki.jp
推薦団体名  
アジア起業家村の拠点THINK
施設整備計画
アジア起業家村の地域ポテンシャル
臨海部空撮 富士山
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