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横浜は京浜工業地帯の一翼を担っており、技術系の中小企業が重層的に多数集積している。一方、横浜域内には独立系のITベンダーも多数集積している。
中小企業の強化、高度化には経営にITを活用したIT経営がきわめて重要である。
市内の中小企業とITベンダーの数と質を考慮すると、両者をうまくマッチングできれば、横浜域内にIT市場(中小企業の戦略的IT利活用促進)を形成することが可能である。これを成立させるために必要な条件を検討するため中小企業のIT利活用状況を個別訪問で調査すると共に、ITベンダーの中小企業支援能力を評価し、これを踏まえて自治体を初めとする関係組織へのアクションプランを提示した。 |