|
大学との連携による茅葺民家再生と体験農業での都市農村交流と地域活性化の推進
|
|
嬬恋村は少子高齢化の波に歯止めのかからない農山村地域であり、中小規模の兼業農家の後継者対策や交流人口の増加策に苦慮し、人口減少に伴う空き家対策にも頭を悩めている状況である。今回今井地区の古い民家と地域をモデルケースとして、大学との連携により民家を再生し地元住民の管理のもと都市部住民の農業体験希望者に安価な宿泊施設として提供し、都市部の住民との交流を中心に地域の活性化を推進していく。また、民家の再生と平行して地元住民の管理による体験農園を開設し植付けから収穫までのプロセスを都市住民が体験できるようなプログラム作りを推進する。
|
|
嬬恋村は少子高齢化の波に歯止めのかからない農山村地域であり、中小規模の兼業農家の後継者対策や交流人口の増加策に苦慮し、人口減少に伴う空き家対策にも頭を悩めている状況である。
今回村内のモデル地区として選定した今井地域は高齢農業者が多く将来的に耕作放棄が発生する恐れのある地域であり、観光地域ではないので都市との交流もあまり無い地域である。
今回のモデル事業で大学や専門学校と地元との連携により地域内で最も古い民家を再生することにより、高齢化地域のコミュニティーの再生及び地域の活性化が図られる。
大学生による都市住民の農村地域に対するニーズ調査や実際に農業体験を経験した感想等により、都市住民の多くが農山村地域において様々な体験をすることを望んでいることが把握できた。
民家再生後は地元住民が管理運営する安価な宿泊施設として、都市部住民の長期滞在の拠点とし、交流人口の増加及び定住人口の促進を図ることとする。
今後は村内の空き家対策のモデルケースとして各地域の空家の活用を推進していく。
|
|
|
この事業が多くのマスコミ(ラジオや新聞等)に取り上げられ、交流人口が増加している。
また、大学生による都市住民や地元住民のニーズ把握により、お互いが何を望んでいるのか、都市住民、地元住民それぞれが何ができるのか、何をすればよいのかが分かり始めている。
村内の他地域において空き家対策の一つの方策として捉える地区(大笹地区)が出てきており、今事業に携わった日本民家リサイクル協会の方々と地域の空き家を視察しその利活用についての検討が始まっている。
今後大笹地区のほかにも今回の事業をモデルとして地域の活性化に取り組む地域が出てくる可能性が高いと考えている。
|
|
|
群馬県嬬恋村
|
|
嬬恋村
http://www.vill.tsumagoi.gunma.jp
|
|
政策推進課 担当:橋詰 元良
|
|
TEL :
0279−96−1257
Emailアドレス :
seisaku@vill.tsumagoi.gunma.jp
|
|
|