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「多摩ニュータウンの超高断熱(超省エネ)手法による既存建築ストック活用・団地再生」調査
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多摩ニュータウンにある南大沢の集合住宅(築後20年)を対象に現在の温度・湿度・カビ・結露などの実態をアンケートで把握し、団地の大規模改修時に壁、天井、開口部の断熱性を上げることによって快適な、すなわち、冬は暖かく、夏は涼しい、カビも結露もない居住空間を実現するために、外断熱工法を提案する。
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1.現在の温・熱環境をアンケート調査で明らかにする。(146戸にアンケート)
2.ワークショップによる調査報告や合意形成
3.断熱工法のシミュレーション
4.断熱工法の提案
などを行い、住民との対話の中で断熱の重要性とそれによる地球温暖化防止への貢献や建物の高寿命など理解が得られた。また、断熱改修ではモデルを設定し各モデル毎のコストを試算した。
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現在の建物は建築後20〜30年経過しており改修時期を迎えている。通常は修繕積立金は建物の老朽箇所や配管、共有スペースなどの更新に当てられることが多い。今回はこれに温熱環境の改善に一部資金を向けてもらおうとするものである。カビや結露は対処療法で対応しているのが大部分である。これから少子高齢化に向かう団地では健康第一(住民の健康と建物の健康)で建物を見直す意味では今回の調査では極めて有効であった。この団地が今回の提案を受けて実際に断熱改修を実行に移すことを期待する。
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特定非営利活動法人 外断熱推進会議
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外断熱推進会議
http://www.sotodan-npo.org
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事務局 田村浩一
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TEL :
03-3436-4755
Emailアドレス :
info@sotodan-npo.org
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なし
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