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全国都市再生の推進
持続可能な環境共生型のまちづくり
京都府
地域特性を活かした持続可能な環境共生型のまちづくり
新エネルギー導入のための重点プロジェクトの提案
地元NPOの活動と連携した資源循環の取組の拡大
調査名 環境共生まちづくりモデル調査
取組の概要  京都府北部の丹後地域の豊かな自然環境に加え、太鼓山風力発電所や平成15年度からスタートした「京都エコエネルギープロジェクト」(NEDO技術開発機構委託事業)などの環境に関する先進的取組を活かし、持続可能な環境共生型のまちづくりを進めていくための調査を行うとともに、今後展開すべき以下の4つのプロジェクトの提案を行った。
「資源循環プロジェクト(1)〜丹後菜の花くるくるプロジェクト〜」
「資源循環プロジェクト(2)〜丹後の食品くるくるプロジェクト〜」
「市民風車プロジェクト」
「宇川流域再生プロジェクト」
取組内容
地域資源であるバイオマス資源のうち、生ごみや使用後の食用油の賦存量を把握するため、宿泊施設・飲食店・小売店・食品工場・学校に対してのアンケート調査、一般の方に対しての街頭調査を行った。また、丹後エコネットワーク(丹後地域において環境と共生する持続可能な地域社会づくりを進めるため、自治会・婦人会・教育・産業・観光・農林水産業・NPO等の環境問題に関心のある方の参加によるネットワーク組織)のメンバー等による生ごみ排出状況を把握するモニタリング調査を行った。
これらの調査や文献調査、現地調査に基づき、学識経験者や丹後エコネットワークのメンバーによる研究会を開催し、重点プロジェクトの検討を行った。重点プロジェクトの設定に当たっては、実現性の高さ、地域の活性化にも結びつく、地元NPOの取組など活動の下地があるなどの観点から検討した。
「丹後菜の花くるくるプロジェクト」:地域のNPOが取り組んでいる菜の花プロジェクトや使用後の天ぷら油の回収によるバイオディーゼル燃料化による車両による使用といった取組の拡大を目指す。
「丹後の食品くるくるプロジェクト」:地域の生ごみを分別回収して、バイオガス発電施設等で利用、堆肥を地元農業で利用、地元で農産物を消費という循環型社会を目指す。
「市民風車プロジェクト」:府民や全国の人々から出資を募り、大型風力発電施設を設置する。売電収入から出資者に利益還元を行うが、配当金の他に地域通貨やエコツアーへの招待、地域特産品の活用など地域活性化につなげる手法を工夫する。
「宇川流域再生プロジェクト」:川の上流(山地)から下流(平地)そして海へと続く一連のプロセスがコンパクトにまとまった宇川の流域を舞台に、様々な主体が連携し、自然の再生や新エネルギーの導入を行い、地域の再生と活性化を目指す。
まちづくりへの効果
H17年4月1日現在
・豊富な自然環境や環境学習拠点を活用とした環境教育の推進、エコツーリズムによる観光産業の振興、環境産業による地域産業の活性化など、これまでになかった視点から活気のあるまちづくりが期待される。
・資源循環や新エネルギーの積極的導入によるCO2の削減による地球温暖化の防止を図ることにより、環境共生のまち丹後を全国に発信。
応募団体名 丹後エコネットワーク
リンク  
部局/担当者名 京都府企画環境部地球温暖化対策プロジェクト/早崎
連絡先 TEL : 075-414-4831
Emailアドレス : t-hayazaki61@mail.pref.kyoto.jp
推薦団体名 京都府
検討会の様子

幼稚園児による菜の花種まき(丹後の自然を守る会の活動)
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