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全国都市再生の推進
耕作放棄地でコミュニティーガーデンづくり
大阪府
市街化区域内の空閑地をまちづくりの種地として有効活用
ワークショップでコミュニティーガーデンのモデルプランづくり
地域住民が主体となったクラブ組織が誕生
調査名 市街化区域内の空閑地を活かした地域コミュニティー活性化調査
取組の概要  仕掛け(場の提供とキッカケづくり)を行政が担当。行政が現地踏査、地権者交渉をとおして、まちづくりの種地(耕作放棄地)を確保。地元自治会を介して地域住民に参画を呼びかけ。
 ワークショップ(4回開催)では、行政が黒子となり、行政と中立の立場にある「ファシリテーター」が建設的な意見を引き出しながら、自立意識を高めながら、具体的なプランづくりへと導いていった。本調査では、発芽期を担い、コミュニティー農園づくりに関心の高い、コアメンバーの参画によるワークショップを重ね、プランづくりとルールづくりを終え、参加者(メンバー)を募集。コミュニティー活性化の起爆剤となるクラブ組織が立ち上がった(仕掛けにスイッチが入った)。
取組内容
類似の事例を行う場合の留意点を以下のとおり、整理する。
まちづくりの種地の確保
地権者の資産運用と地元貢献に対する考え方に乖離が見られることから、地権者交渉で苦慮した。結果的に、行政に対する信頼感、地域に貢献したいという心を併せ持った地権者を発掘した。普及拡大期に、行政が「場とキッカケの提供」を担い続けることが出来るのか課題が残る。
ワークショップの企画運営
最終目標は自主的に、行政に頼らず運営されるクラブ組織の醸成。そのためには、まちづくりの初動期・成長期では、行政が黒幕となり側面的なサポート役に徹する。第三者であるファシリテーターが前面に立ち、開放的な雰囲気の中、一人一人の主体的な意見を引き出し、参加者の創造力を高める存在・ファシリテーが成否を左右する。
自立したクラブ組織の運営
今後、発芽期から成長期に移行する段階で、リーダー候補を行政が側面的に支えながら、成長期を経て、リーダーのもと、自立した組織として、自主的な運営を実現。
まちづくりへの効果
 耕作放棄地(ゴミや雑草の放置場所)が、きれいな花壇や菜園などの「地域の庭」として、生まれ変わる。本調査では、地域住民の参画を得てプランづくり、さらには、クラブ組織が立ち上がった。
 今後のシナリオとしては、自主的なクラブ組織として、共同作業で助け合いながら、ハンドメイドな空間をゆっくりと作り上げていく。わだかまりが生じても開花、収穫で気分一新。みどりを介することで絆が強まり継続。地域住民がさらに巻き込まれ、輪が広がる。時間の経過とともに、コミュニティーの活性化が進んでいくことが期待される。
 農業者の担い手不足や高齢化などを要因として、増加傾向にある農空間の荒廃、放棄農地への対応にも寄与する。さらには、みどりを活かしたまちづくりへの顕在・潜在需要に応えるためにも、今回のモデルづくりが、果たす役割は大きい。
言い換えると、土地の適正な管理に苦慮している地権者とまちづくりへの機運がたかまっているコミュニティーとがマッチングすることで、加速的に拡大して行く可能性を秘めている。
応募団体名 大阪府
リンク http://www.pref.osaka.jp/sokei/index.htm
部局/担当者名 総合計画課 土地利用計画G 玉木博
連絡先 TEL : 06-6941-0351 内線3969
Emailアドレス : TamakiH@mbox.pref.osaka.lg.jp
推薦団体名   
ワークショップ 1回  
ワークショップ(現地にて)  
ワークショック 4回目  
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