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漁港を生かした、活力のある災害に強いまちづくり。 |
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昔ながらの漁村で狭隘道路が多く、家屋が密集しているために火災や地震などの災害時に消火活動や救援活動が至難であり多大な被害が予想される。また、地区内に漁港があるがアクセスが悪く一般消費者への販売停滞を招いており、地場産業である漁業の拡張性が認められない。企業活動が低迷している中で、本来であらば地元の若者が就労の場を得、地元に定着するのであるが、難しい状況にある。加えて高齢者等の急患に迅速に対応ができない状況であることから、これらの課題を解消すると共に地場産業を生かした活力のある災害に強い町を目指す。 |
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約25年前には地区内に耕作地等の空間スペースがあり、区画整理事業の検討を行ったが、先祖伝来の地所を離れたくない思いや減歩等の自己負担の理解が得られずに頓挫してしまった。しかしながらこのままでは地域の発展性は無く、若者が地場に居留まらなく、仕事の関係や開発が進んだ生活利便の良い土地を求めて移り住んでいってしまう。そのような事態が進むにつれ、恐ろしいほどの超高齢過密地域と化していく可能性がある。そのような時代を迎えた場合、地域の防犯防災の対応力はかなり低下せざるを得なくなり、住民の生活上の安全安心は遠ざかり不安が増してくるものと思われる。また、先人先輩から継承してきた文化である獅子舞をはじめとする秋祭りの行事も運営が難しくなってくる。そのような事態を招かぬようこれからも安心して暮らせる活力のある地域づくりが重要である。昨年度は委員会組織の立ち上げとして自治会役員が準備委員として就任していただいたが、今年度は委員の選挙を行い専任して推進していくこととしている。 |
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高齢社会の到来と共に夜間の急患が増えています。救急車の患者の家までの到達時間や患者を救急車まで搬送する時間及び密集集落から抜け出て病院へ向かって搬送する時間の短縮となる。 |
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古宮まちづくり委員会 |
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永谷 修 |
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兵庫県加古郡播磨町古宮699
TEL : 078-949-2388
Emailアドレス : osamu.699@s5.dion.ne.jp |
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播磨町 |